2008年11月19日水曜日
世界遺産としてのソウル・トレイン
どうやら渋谷FLYING BOOKSでは文字どおりフライングで発売されているらしいタケウチカズタケの "UNDER THE WILLOW -ICHIGO-" には、僕もひとつビートを提供しています、という話はしましたっけ?4曲目に収録されている "sounds like a lovesong" というトラックがそれにあたります。「ビートくれや」と乞われて渡した無骨なドラムにさらりとエレピがからむ、かき氷みたいにシンプルな曲です。(彼のmyspaceで試聴できます)
そもそもドラムを僕の好きなテンポで組んでいるから、というのもあるんだけれど、できあがった曲を聴いたら言葉がすごくのせやすくて、(ものすごくひさしぶりに)詩を書きました。
何しろ詩人というりっぱな肩書きとはうらはらに、むしろそれを剥奪されてもおかしくないくらい僕はふだん詩を書かないのです。それなのにどうして今こんなことになっているのか、いまだによくわからない。ふしぎですね。最後に書いたのはそれこそ詩人の刻印をつくっていた1年以上前のことだったような気がする。
要はそうして書き上げた詩が、立場の入れ替わった新曲 "sounds like a love song feat. Takeuchi Kaztake" として日曜日に披露されたわけです。他人事みたいだけど。
そういう経験がほとんどないとはいえ、誰かと曲をつくるということの醍醐味をこれくらい実感したことはありません。もともとそんな予定じゃなかったからかもしれない。でもずっとひとりで、ぜんぶひとりでやってきたから、余計にしみわたるよろこびがあります。
カズタケさん、ありがとう。みんなにもよろこんでもらえたみたいで本当によかった。
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それはそれとして
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キャー!Joneses がソウルトレインで "Sugar Pie Guy" を演ってた!
前からおもっていることではあるんだけれど、ソウルトレインの映像はすべて世界遺産としてユネスコに登録してほしい。この21世紀にあって鑑賞できるメディアがほとんどYouTubeのみっていったいどういうことなのだ。
音楽ももちろんそうだし、加えてここにはたしかな映像美があるとおもう。ひと晩中みてても全然飽きない。
個人的には冒頭のスキャットで鼻血ブーです。
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