2018年6月11日月曜日

TRINCHセール夏だよTシャツ編2018のお知らせ



例によって例のごとく、といつもなら冷や汗とともに始めるところですがさにあらず、実際こんなに首尾よく告知できたことが果たして今まであったかどうか、今年はたまたま前夜に気づいたので胸を張って堂々と鼻息も荒くお知らせです。

KBDGグラフィックの総本山、TRINCHのTシャツが明日から月曜までの7日間、全品1,000円OFFになります。キャッホー!


TRINCH

対象期間:6月12日(火)12:00 〜 6月18日(月)18:00
割引額:Tシャツ1点につき1,000円OFF

そんなわけでそれでなくとも30種類ちかくあるTシャツをさらに5点、追加しています。個人的なイチオシは「2人暮らし専用マンション『パートナーズ』の間取り図」です。ワニの頭をした小娘もかわいい。





しかしTRINCHって何だっけ?と眉間にしわをお寄せになるのもムリはありません。小林大吾は周囲に人が見当たらないというたいへん切実な理由からグラフィックまで手がけざるを得なくなった詩人ですが、このグラフィックの側面のみをまるごと切り抜いて独立させたのがつまり、TRINCHです。基本的にはKBDGのことなどご存じなくとも楽しめるように配慮しつつ、アルバムをお持ちの方ならそのスピンオフとしてより一層お楽しみいただけます。せっかくなのでとりあえずズッキュン(商品画像の右上にあるハートマーク)だけでも100回くらい押しておいてください。

※前回同様、セール時のテキストをまるっとサンプリングしています


2018年6月8日金曜日

ツアー限定アルバム「the 3」のこと、ならびにツアーってなんだよ先に言え的なSolo Solo Solo TOUR 2018のお知らせ


こまめに発信していれば3つか4つに分けられたのに、例によって忘れていた分を全部まとめたためテキストがちょっとやそっとではとても読み切れない嫌がらせレベルの膨大な量にふくらんでいることを先にお詫びいたします。


イベント会場で手に取るグッズというのは、何であれ心浮き立つ特別なものです。

かく言う僕も先日、中野ブロードウェイで開催されていた「マカロニほうれん荘」の原画展にいそいそと足を運んだ際、これたぶんじぶんでもつくれるなとか身もふたもないことを考えていたにもかかわらず、「うるさい!今いるここで買うから意味があるんじゃ!」と脳内でひそひそささやく理性陣を蹴り飛ばしつつ、かろうじて残っていたマグネットとか缶バッジなんかをわりといい値段でばしばし買ってきたものです。


だいたい後日秋田書店のホームページでも通販されるとわかっていてこのありさまなのだから、ましてや会場限定のグッズともなれば何をかいわんやと申せましょう。その特別感は何物にも代え難い。

それでおもいだしましたが、ここ数年アートワークを手がけさせてもらっている椎名純平さんの、これまたライブ会場限定となるアルバムが今年も先月の後半あたりから、純平さんの出没するそこかしこでお目見えしています。


これはまだ現物が手元にないため、数日前TBSラジオ「アフターシックスジャンクション」通称アトロクのスタジオライブに純平さんが出演された際、数少ないコネクションを乱用して撮ってもらった回りくどい1枚ですが、それはさておきこの「Life I Live」は前2作とはまたすこし趣が異なる極上の作品に仕上がっているのでぜひライブ会場で髪をひっつかんだり足をふんづけたりしながら他のお客さんたちと奪い合ってください。

それでまあ話を戻すと、というか戻るも何もまだ話を始めてすらいない気もしますが、そんなこんなで今月末からカズタケさんと純平さんにご一緒させてもらう Solo Solo Solo TOUR (注1)でもせっかくだから何かこう、ちょっとしたものを用意したらどうだろうという話になったのです。

注1:そういえば告知していなかったことにここで気づきました

ちょっとしたものというのはたとえばライブ音源であるとか、既発曲の別テイクであるとか、あるいは未発表曲であるとか、そんなようなことですが、カズタケさんや純平さんとちがって僕にはそんな気の利いたものは一切手元にないし、何ができますかねえ、とあれこれ相談しながらこつこつかき集めてみたところ、おもっていたよりも良いものになりそうな気配が漂いだし、こうなるとCD-Rではなくきちんとプレスしたほうがいいような気がし始め、待ってくださいプレスするならパッケージもきちんとデザインしたほうがよくないですかと僕が言い出し、とはいえ時間もないのでサクッとばりばり仕上げた結果、こうなりました。


01 the 3's intro
02 注射器とカセットテープと公魚釣り (Kaztake RMX)
03 36 stratagems
04 真珠貝亭の潜水夫たち (rebuilt)
05 時巫女ノ森/the woods
06 Hot Water Pressure Washer (the 3 version)
07 処方箋 (rebuilt)
08 the 3's outro

ここは声を大にして言わなくてはなりますまい。純平さん、カズタケさんのファンは言うに及ばず、全国に30人くらいはまだいてくれてるはずのKBDGファンにとってもこれは、問答無用で必携の1枚です。

理由その1:
カズタケさんのビート、KBDGのリーディング、純平さんのコーラスという構成で去年のツアー時に披露され、タイトルも決まっていなかった新曲が「時巫女ノ森/the woods」と新たにタイトルを冠して収録されています。イメージがくるくるとループする、かなりステキな一編です。

理由その2:
KBDGが書いた詩(日本語)を純平さんが歌う、という初めての試みが今年の新曲として収録されています。3曲目の「36 stratagems」がそれです。カズタケさん渾身のビートだけでも相当カッコいいのに、純平さんの歌が入ったことで「めちゃ化けた」、まちがいなく本盤のハイライトです。

個人的には聞き流すと外国語のようにも聴こえる、というか歌うとあまり日本語に聴こえないような音ばかり集めて構成した詩にも注目していただきたい。

理由その3:
リリースから8年たった今、新たに録り直したことで最終到達点とも言うべきバージョンに仕上がった「処方箋/sounds like a love song」が収められています。当時このクオリティで読むことができていればあんな恥ずかしい思いをしないで済んだのに!と地団駄を踏まずにはいられない完成度です。ふつうに読んでいるようでかっちりとリズムに絡み合うリーディング+音楽の神髄がここにあります。これに関してはもう、断言していいはずです。

さらに素敵なビートと詩のギャップが大きすぎてもったいないからこれやめたほうがよくないですかと撤回を促さずにはおれなかった「注射器とカセットテープと公魚釣り(Kaztake RMX)」があり、これも去年ツアーで披露して「処方箋」と同じく録り直した「真珠貝亭の潜水夫たち/pearl divers」の酔いどれバージョンありと、見方によってはほぼKBDG祭りと言えなくもないことになっています。


こんな形で現在のKBDGをお届けできることになるなんて、ツアーが決定した数ヶ月前には想像もしておりませなんだ。どうかどうかどうか、この希有な一枚のためにもみなさま、Solo Solo Solo TOURに足をお運びくださいますように……!!


そして改めて、何から何まで話の順序がしっちゃかめっちゃかなことに我ながら驚かざるを得ませんが、今月末からツアーにまいります。5箇所が決定したあとに「やっぱり名古屋もやらへん?」というカズタケさんの一言からさらに3箇所が追加され、計8箇所です。

8箇所……。

カズタケさんや純平さんはともかく、僕に関してはこれまでのライブ密度からしてこれが見納めになる可能性も否定できません。ぜんぶ終わったら衰弱して死ぬんじゃないかとおもう。

刮目あそばせ!


椎名純平+タケウチカズタケ+小林大吾
SoloSoloSolo TOUR 2018 summer

椎名純平(Dezille Brothers)とタケウチカズタケ(A Hundred Birds/ SUIKA)、キーボードその他諸々を駆使した、SOUL/HIPHOPを飲み込んだそれぞれ独特のソロパフォーマンスに、唯一無二の詩人・トラックメーカーの小林大吾が加わる「Solo Solo Solo TOUR」が再び開催!椎名純平の歌声、タケウチカズタケの唸りを上げる鍵盤、加えて、小林大吾の詩の世界、トークも含めて、たっぷりお楽しみ頂けます!

6/29金 神戸三宮Chelsea de Rumba
6/30土 大阪南船場 THE GOOD THING
7/1日曜 広島福山 SO-S DINER
7/2月 加古川 花茶茶花
7/13金 元住吉POWERS2
8/24金@豊橋 輪 -RiN-
8/25土@名古屋千種喫茶モノコト
8/26日曜@敦賀tree cafe

チケットの予約、お問い合わせ等、すべての情報が集約されたページはこちら! →http://www.kaztake.com/7433/

このへんまでくるとさすがに読み飛ばされそうなので二度記しますが、チケットの予約、お問い合わせ等、すべての情報が集約されたページはこちら! →http://www.kaztake.com/7433/


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