2008年1月23日水曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その4


朝起きたら目の前の古民家の庭が、粉砂糖をふったガトーショコラみたいになってました。

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気がついたらわりとお知らせすることが増えているのだけれど、質問箱のほうがたのしいので、どちらかというと後回しになっています。だいたい、生まれてこのかた転びっぱなしなんだから、いまさら本末転倒もへったくれもあるもんか。

と脇によけてばかりもいられないのでサクリとお話ししておくと、3月は名古屋と新宿でふたつ、ちっこいライブが決定しています。珍しいこともあるものだ!詳細はまた追ってお知らせしなくはないこともなきにしもあらずです。

しかし雪がふるとずいぶん明るくなりますね。ウチは陽当たりがよろしくないので、晴れてる日よりずっと明るい。

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「テリーヌかとおもったらスパムじゃないか!」さんからの質問です。どうもありがとう!(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)



Q: 私はSONYユーザーなのですが、パソコンにおとすと「本(一般)」て なるんですよ。小林さんかレーベルオーナー氏の粋なはからいかと思っていましたが…一体あれは誰がどう決めるんでしょうか。



これはこないだもちょっと書いたけれど、いまだに解けない(というかそれほど気にしてない)謎のひとつです。ふしぎですね。プロデューサーの古川せんせいに話したら、「それオレ!」と意外な真相を暴露したかと思いきや、言ったそばから「ちがうかも」と語気を弱めるので、ムダに混乱させられました。もう、ハッキリしないわね、このいくじなし!好きなら好きってそう言えばいいじゃないの!


すみません。


ちなみに「1/8,000,000も同様です。」とおたよりにはありました。そうなんだ!それは知らなかったです。となるとやはり古川Pによる登録説も疑わしい。

ひとつハッキリしているのは、あの情報はあらかじめCDに登録されているものではない、ということです。つまり、CDを読みこんだソフトウェアがインターネットを通じて何らかのデータベースにアクセスしているわけですね。

ここからは推測の域を出ない話ですが、あれはおそらくビッグバン以前から営業している老舗音楽レーベル、アカシックレコード(Akashic Records)にアクセスしているのではないかと、僕は踏んでいます。何しろあそこには音楽情報だけでなく、過去から未来までありとあらゆるすべての情報が蓄積されているそうなので、そう考えてほぼまちがいないとおもう。

さて、いったい誰がどう決めるのか、という問題の核心ですが、以上の仮説に基づくならば、答えはおのずと見えてくるはずです。



A: 神様が、なんとなく



ちなみに僕もちょっと前までSONYユーザーでした。でもある朝ポチッと電源を入れたらガリガリガリガリ!と、腕のわるい歯医者みたいな音が本体から鳴りひびいて、そのままガクッと息をひきとってしまいました。断末魔の叫びっていうのは、ああいうのを言うんですね。「1/8,000,000」のオリジナルデータは、だからもう僕の手元にはないのです。

「テリーヌかとおもったらスパムじゃないか!」さんが選んでくれた1曲は「手漕ぎボート」だそうです。こんなふうにひとつひとつきもちをもらうのは、コレほんとうにうれしいんですよね。ありがとう!

質問、まだまだお待ちしています。いざとなったら自作自演も辞さない覚悟です。


dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)


その5につづく!

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

ハロー。PDFK、古川です。

「詩人の刻印」のCDトラック名をiTunesに登録したのは間違いなく私でございます。
発売前、知人に「詩人の刻印」を渡して感想を求めたところ、いろいろ褒めて貰ったあとに、「iTunesにCDを入れて“曲名不明”と出ると萎えるよ」と聞いて大慌ててで登録したのです。

ただ、「本」とは登録した覚えがない!
不思議ネー。

ピス田助手 さんのコメント...

あっそうやってまた少年の夢をこわす!