2008年1月26日土曜日
ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その6
「詩人の刻印」発売からもうちょっとで3ヶ月たちますが、新宿と渋谷のタワーレコードではいまだに試聴機に入れてもらっています。これはホントにすごいことなんだって!毎日のようにCDは発売されているし、メジャーでもないかぎり、試聴できるのはほんとに1、2週間くらいなんですよね。
J-WAVE効果、すごい!
何しろ
渋谷タワレコのJ-HIP HOP ウィークリーチャートで2位ですよ!先週?かな?来週にはあっという間に圏外の彼方だとしても、話のネタにはじゅうぶんです!思い出ふえてます。ヒップホップ?
J-WAVEもタワレコも素敵だ!とくに新宿タワレコはえらいことになってて、唖然としました。ありがとう!でもちょっと恥ずかしいです。
UNDER THE WILLOWが台風の目になりますように!(他力本願)
*
しなれしなちく!さんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)
Q: 博士はなんでペリカンに捕らわれてたんですか?
えーと、これはたしか爆弾で地球の1/3を吹き飛ばしたからじゃなかったかな、とおもうんだけど、どうでしたっけね、博士?
「ん?」
「ペリカンに捕われてた理由ですって」
「ペリカン?」
「バミューダ海域に浮かぶ監獄ですよ」
「?」
「人魚がいたとこですよ!」
「ああ!あのおばちゃんな」
「おばちゃん?」
「あのあと、2、3日お世話になったんだ」
「おばちゃんだったんですか?」
「煮物のじょうずな女性だった」
「人魚のはなしですよね?」
「うるさいな、なんなんだ。何しにきたんだ?」
「ペリカンにいた理由を聞きにきたんですけど…」
「はじめからそう言えばいいじゃないか!」
「言いましたけどね!ショッキングな事実にさりげなくふれた気がして…。地球を吹き飛ばしたからでしたよね」
「いや、ペリカンのときはちがうよ」
「え?ちがうの?」
「そう言ったっけ?」
「いや直接は聞いてないですけど」
「万引きしたんだよ」
「え?何を?」
「お姫さま」
「また平気でそういうことを言う!」
「事実だからしかたないな」
「シャイなハートを万引きだ」
「そうそう」
「下衆なメルヘンですね」
「200年くらい前の話だよ」
「博士いったいいくつなんですか?」
「面倒をみてたのは王女がまだガキんちょのころだけど」
「どこの国の話です?」
「それから10年くらいたって、鳩がきたんだよ」
「話が飛びすぎてぜんぜん意味がわからない」
「伝書鳩だよ。大人になって王位を継いだ彼女が手紙をよこしたんだ」
「はあ」
「いっしょにゴハンでもいかがですかって」
「何もかもが遠回りだな!」
「行ったらペリカンだった」
「だまされたんじゃないですか?」
「そうかもな。それでまあ、何しろああいうところだから、長居してた」
「そのお姫さ…王女っていうのは?」
「ペリカンでいっしょにゴハンたべたよ」
「食べたんだ!今はどうしてるんです?」
「おいおい、200年前の話だぞ!」
「そのセリフ博士にそっくりお返ししますよ」
「今はいない。でも娘がいる」
「へえ」
「キミもよく知ってる人だよ」
「え?まじで?誰?」
A: シャイなハートを万引きしたから
しなれ!しなちくさんは「蝸牛の憂鬱」を選んでくれました。票が割れてきましたね。どうもありがとう!
これで○○をプレゼントしますとかラジオみたいに言えたら良いのに、何にもなくてごめんなさい。
どうぞお気になさらず!いえいえそんな。
では次!
*
ふわふわ超合金さんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)ありがとう!
おや、ふわふわ超合金さんが選んでくれた1曲も、「蝸牛」なんですね。「エイミーと尨犬を聴いたときに近い」とおたよりにはありました。エイミー!忘れてました。今度ここにも呼ぼう。
Q: ムール貝博士は頭や気分をリフレッシュさせたい時は何をしますか?
「博士、また質問が」
「ほう」
「これです」
「リフレッシュ…」
「リフレッシュですね」
「ダイゴくんはどうなの」
「僕は10時間くらいつづけて寝たらだいぶスッキリします」
「…そういう話じゃないんじゃないの?」
「そうですか?」
「貧民はみんな寝るのが好きだろう」
「貧民はよしてください。でも寝るのがいちばんですよ」
「寝たことないからわからないな」
「すっかり妖怪じみてきましたね。博士は?」
「いつもフレッシュです」
「なんで敬語なんですか?」
「ひまつぶしとはちがうんだろう?」
「それはまた別でしょうね」
「困ったな」
「なんかこう、煮詰まったときにきもちを切り替えたりとかしませんか」
「ああ!その逆ならあるよ」
「逆?」
「ひらめきがいっぺんに押し寄せるときがあるんだよ」
「こっちはそれができないからリフレッシュするのに…」
「こう、トイレが逆流するみたいな感じだな」
「なるほど…それはパニックになりますね」
「だからそういうときは一切を捨てる」
「え、捨てるの?メモもとらずに?」
「捨てるんだ。あふれた水はつかわない」
「なんか次元の高い話になってきたな」
「で、そういうときに頭を空っぽにする必要があるわけだ」
「そういうリフレッシュもあるのか…何をするんです?」
「編み物」
「編み物!?」
「アレいいよ、無心になれて」
「ヘンなとこ家庭的だな」
「数を数えるのが好きなんだよ」
「そう言われるとわかるような」
「あとはあれだな、ペンキ塗り」
「ああ、それはちょっとわかります」
「人の家の壁だけどね」
「そういうことするからつかまるんですよ!」
A: 編み物(とカミカゼ的ペンキ塗り)
ちなみに僕は高校の教室の壁に青いペンキで落書きをして、クラスメイトに尻拭いをさせた酷い記憶があります。おかげで今もみんなとは疎遠なままです。
悲しくないもん!
*
というわけで、きもち伝わる質問箱、今宵も気長におたよりをお待ちしています。
寝る前に読んだりするの、ほんとにしあわせです。みんなに幸あれ!
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その7につづく!
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