2009年3月16日月曜日
真珠貝亭のマイヨールたち(仮)
たいへんご無沙汰しております。せわしない日々のあれこれもようやく目処がついたようで、気がつけば何ごともなかったかのような穏やかな凪にボンヤリと口をあけて放心する月曜日です。と書いてお茶を飲んでいたらまた1時間がたってしまった。今宵はいかがお過ごしでしょうか。
(注:ひさしぶりの更新で文章のつづり方をわすれています)
茶柱のようにめずらしい(から観るときっといいことがある)小林大吾の貴重なライブを含む「そうぞうしいな」@名古屋鶴舞K・D Japon は過日つつがなく幕を閉じました。足をお運びいただいたみなさま、本当にどうもありがとう!思っていた以上にわいわいと賑やかで、アットホームという言葉はまさしくハポンのためにあるとつくづく感じ入ったことです。ごいっしょさせてもらったNARCOやたゆたうのパフォーマンスがまたカテゴライズ不能の世界観にキラキラと彩られていて、じつにステキでありました。
ふだんとは趣のちがうイベント自体ののんびりとした空気はもちろん、こんなふうに他のフィールドで活き活きと活躍する人たちと接する機会なんてあんまりないから楽しかったです。ミュージシャンてかっこいいなあ、と指をくわえながら観てました。生まれ変わったらあっち側の人間になりたい。
なぜかおふた組とも音の鳴るおもちゃをいっぱい持っていて、ライブ中おかしな音が入れ替わり立ち替わりでピーとかプーとかフガフガとかいろいろ鳴り響いてたのが印象的でした。デジカメで撮った動画にはネジを巻くとカタカタ歩くカレーパンマンが映っていた。
しかしヘンな人たちだったなあ…。愛すべき自由人というか、人生の愉しみかたを知っているかんじです。もっとお話できたらよかったんだけれど。
↑そんな賑々しさのあと楽器やその他おもちゃがぜーんぶキレイさっぱり片づけられて、マイク1本だけになったときの心細さといったらあなた、マイクがゴルゴダの丘に立つ磔のための十字架にみえたくらいです。
この日の演目は…
1. ガーゴイルの言いかけたこと
2. アンジェリカ
3. 棘
4. 蝸牛の憂鬱
5. 手漕ぎボート
-----TKG(たまごかけごはん)の話-----
6. 三角バミューダの大脱走
7. 真珠貝亭のマイヨールたち(仮)
8. Sounds Like A Lovesong
…ずいぶんいっぱい演ったな!
見かけないタイトルが1つ紛れこんでいますが、これは次のアルバムに入る…と思われる1編です。よろこんでもらえてたらいいんだけれど、どうだろうか…
これまでにも何度かライブで披露している "Sounds Like A Lovesong" に関しては、もともとそのつもりで書いたわけではなかったから、アルバムに入れようかずっと思案してたのだけど、なんかもうだんだん入れざるを得ないという気がしてきました。カズタケさんの美メロにはかなわないと思い知らされてくやしい。いい曲だなあ…(他人事みたい)
しかし人前に立つというだけでものすごいエネルギーをつかう僕にとっては、こんなに消耗した夜もないです。なんかちょっと全身がしぼんだ気がする。きちんと終えることができて本当によかった。SCHOPのウエハラさんにも何から何までお世話になりました。
それから、足を運んでくれただけでも感無量なのに、タカツキがブログで人の誕生日を勝手に暴露したこともあって、いろいろと贈りものまでいただいてしまいました。気を遣わせてすみません。小麦粉好きの荒くれ集団ザ・フラワーズのツボを心得た粉モノの数々、うれしかったです。はなちゃん、えりちゃん、ノリコちゃん、どうもありがとう!ぜんぶ平らげちゃってすでに跡形もありません。
他にもいろいろ書くことがあったような気もするけど、また思い出したらポツポツと書いていきましょう。何しろ嵐はもう去ったのだ。
*
おまけ
例のアレ
と、わかりやすい名物
気づけばもう4度目だけど、名古屋はいいなあ。
土日はさらにお得になる名古屋の地下鉄一日乗車券「ドニチエコきっぷ」を買うつもりがうっかりふつうの一日乗車券(平日用)を買ってしまい、帰る間際になってようやく気づいたことをのぞけば、じつに実のある週末でした。ありがとう。ありがとう。
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2 件のコメント:
新幹線に飛び乗って行くべきであった、とセットリストを見て思いました。
世の中ゆめゆめ油断をしてはなりませんね。
ミオさん
たしかに新旧織り交ぜたこんなフルコースは他でやった記憶がないです。めったにない機会なので目いっぱい、と考えたらこうなりました。なんだかすみません。でもそう言ってもらえてうれしいです。
まさかTKG(たまごかけごはん)の話が気になるとか、そういうことじゃないですよね。
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