Al Green が完全新録のアルバムを出すことにもおどろきだけれど、プロデュースがJames Poyser と Questlove というのにもおどろきです。個人的には願ってもない組み合わせとはいえ、The Roots 本体が提示したあの刺激的なサウンドと Al Green がどうしても結びつかないので、ドキドキしながら新譜に耳をかたむけてみたら、拍子抜けするくらいまったく別のサウンドに仕上がっていて、もう一度びっくりしました。また器用な仕事をするものだなあ。
あれ?しかしちょっと待てよ、この硬くなったゴムみたいに肉厚なドラムの質感、聴きおぼえがある…
コレまるっきり往年の
ハイ・サウンドだ!
感激をとおりこしてむしろ気持ちわるいくらい、徹底した再現ぶりです。懐古趣味にもほどがあるというか…完全にナードの世界だ…(にこにこ)。
こういうヴィンテージサウンドって後から加工できるものなんだろうか?それともわざわざ年代もののドラムを探し出してくるんだろうか?こんどカズタケさんに聞いてみようっと。
僕とおなじくらいヒマを持て余している方はためしに「Gets Next To You」あたりと聴き比べてみてください。そんな酔狂な人がいるとはとてもおもえないけど。
そういうわけで最近は新譜をちょこまかと手にしているのです。ルーツとマライアと、アルグリーンと、あとAZ。
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