絶え間なく世代交代を繰り返す生物の世界では、ごく稀にアルビノ(albino)と呼ばれる個体が現れます。メラニン色素が先天的に欠乏しているため、余分な色を洗い流したような全身の白色が特徴です。動物園でもときおり見られるホワイトタイガーとか、メルヴィルの「白鯨」なんかも顕著な例のひとつですね。
単純に色素の問題なので、基本的にはどんな動物でもアルビノは存在します。種は関係ありません。だからというのも変だけど、町中でちゅんちゅんとさえずるスズメにも、同じようにときどきいるのです。
夏の終わりに見かけてから、「おから」と名前をつけて毎日のように観察しています。20羽くらいの群れにいて、パッと飛び立ってもすぐにわかるこの存在感はレオ・レオニの「スイミー」のようです。タイミングが遅れて後から1羽だけパタパタついていくときもあって、目が離せません。そもそもスズメを個体で識別したことがなかったから、見分けがつくというだけでもうかわいい。スズメがみんな、トサカがあるとか眼鏡をかけてるとかマスクをしてるとか、わかりやすい目印をつけてくれてたらいいのにとおもう。
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雨の日も
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