迎えにきた死神(前回のつづき)
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ポックリ逝った前回の更新からすこしさかのぼって、まだ生きていたころに下書きを済ませていたテキストでお送りしますけれども、このブログ、去年あたりから「古川耕」で検索して訪れる人が増えているのです。
何しろウィキペディアに記載されるほどその筋ではあまねく知られた著名人であるわりに、彼についてネットで得られる情報と言ったらろくすっぽないのだから、ムリもありません。かといってかくべつ累が及ぶわけでなし、ほどほどにうっちゃっておいたのだけれど、ちかごろはだんだん頻度も上がってさすがに知らんぷりもしづらくなってきました。このままいくと検索キーワードのトップに躍り出る日もそう遠くないようにおもわれます。
あんパンの人気が高まれば、そのぶん多くこしらえるのがパン屋のつとめです。今後の投稿も自ずとそうした流れにおもねる形で発信されていくことになりましょう。ラジオやインタビューといった方々での発言を一言一句てきぱきと文字に起こしてリアルタイム更新に至るのも時間の問題です。そうなるとブログのタイトルもたとえば「FULL♂CAN・ザ・ハスラー」とかに変えたほうが、この際いろいろの方面にとっても良かろうとおもう。時勢をつかみ損なうようではどのみちやってはいかれません。僕としてもそれで一向に差し支えはないのだから、万事まるくおさまって大いばりです。
古川さんを慕う人々にとって、ここでキーを打つ僕が何者でいかなる関係にあるかは問題ではありません。とはいえ、「そもさん」と問えば「せっぱ」と応じてもらえるくらいの近しい間柄であることはまずたしかです。彼らがここを訪れるのは正しい。何となれば僕は過去にも、微に入り細を穿つ個人的な質問を古川さんに投げかけているからです。そんなページは他のどこを探したって見つかりはしません。
→ムール貝博士のパンドラ的質問箱 特別編
すでに幾度かお伝えしたように、「ムール貝博士のパンドラ的質問箱」は2008年から今なお細々とつづく、当ブログきっての長命にして優良穴埋め企画です。古川さんへの質問とその回答を掲載した特別編は、パンドラ的質問箱の50回突破を記念したものでした。
しかしいかんせん4年(!)も前の話です。ニーズだって今のほうがよほど高まっていると言わねばなりません。いくら御大の貴重な素顔を垣間見ることができるとは言っても、やはりアップデートが必要です。であれば、足掛け4年というちょっとした歳月の果てに辿り着いた100回を記念して、再度ご登場願おうと思い立つのもごくごく自然な成り行きと言えるのではありますまいか。
というわけで、管理者不在のまま更新される次回のパンドラ的質問箱はみなさまお待ちかねの特別編、小(ピー)吾が生前投げかけた11の質問に御大・古川耕が答えます!刮目して待て!
こちとらとうとう放送禁止用語扱いですよ。
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