2008年2月27日水曜日
ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その28
車をペットとして飼うへんな夢をみました。エンジン音の高低と強弱が感情をあらわしていて、小型犬くらいの大きさでした。でも車なの。
*
投げられた餃子さんからのしつもんです。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)手漕ぎボートの歌詞がそう読めるとのことですが、言われてみるとたしかに読めます。なるべく蹴飛ばさずにおいしくいただきたいものですね。天龍の餃子がすごくスキです。
Q: エイミーはその後、元気に鋭利な言葉を手玉にとっていますか?
「いちど死んで生き返ったエイミーさんです」
「人をゾンビみたいに…」
「ほとんどゾンビだよ」
「しつれいだなあ!ナウシカみたいなかんじがいい」
「分相応ってものがある」
「ちょっと…どういう意味かな」
「手玉にとってる?」
「んーん、とってない」
「とってないの?」
「さわるものみな傷つけちゃうからね」
「ギザギザハートだ」
「わかってくれとは言わないけど」
「おもしろいけどそれは困る」
「どうして?」
「だれも望んでないよ、まるくなったエイミーなんて」
「まるくなったつもりはないけど」
「だって手玉にとってないんでしょ」
「ぜんぶ配下におさめたよ」
「それを手玉にとるっていうんだよ!」
「パックス・ロマーナ(Pax Romana)ってかんじ」
「のし上がったね…」
「平和主義者なの」
「ものは言いようだ」
「イラクが教訓」
「恐怖政治じゃないか!」
「拷問とかはしません」
「あたりまえです」
「あってもせいぜい口封じくらい」
「やめなよ!」
「平和って善悪とあんまり関係ないのよね…」
「サラッとそういうこと言わないでよ」
「川が流れるためには両岸が必要なの」
「かなりきわどいことを言ってる気がする」
「そう?」
「3年後には王国を築いてそうだな…」
「ハートの女王って言いたいんでしょ」
「ノーコメント」
「どこか変わったようにみえる?」
「いや、みえないよ。お変わりなしだ」
「鋭利な言葉もそうなんだけど」
「なに?」
「モノは使いかたを覚えると却って使わずにすむこともあるの」
「なるほど」
「奥の手くらいが効果的」
「そうなの?」
「ふふふ。そうありたいってこと」
「たしかにそうなってるような印象はあるよ」
「ご満足?」
「エイミーが変わってないのはよくわかった」
「そんなすぐには変わりません」
「安心したらひっこめてた心配がまた頭をもたげてきたよ」
「またひっこめればいいじゃない?」
A: 手玉どころか、配下におさめたもようです。
*
さて、投げられた餃子さんが選んでくれた1曲は、「手漕ぎボート」です。どうもありがとう!全曲レース、うまい具合にバランス良く並ぶものだなあ。このまま質問がこなければ、最終コーナーを曲がることになります!佳境ですね。
バミューダ 6
話咲く 5
蝸牛 5
ボート 5
紙屑 3
ユリイカ 3
アンジェリカ 2
腐草為蛍 1
*
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その29につづく!
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