3年目の受話器さんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)
Q. 当方駆け出しのアクセサリー作家なのですが、スワロフスキービーズを扱うようになる前からかわいらしいスワロフスキのことのほうが親しみ深かったために、ビーズを扱うたびに思い出しています。いろいろなサイズや形のビーズがあるけれどどれに似ているかなと考えたりもします。そこで質問なのですが、スワロフスキがそのすてきな名前になった理由やビーズとの関係はあるのでしょうか?
A. そうですね、スワロフスキがスワロフスキなのは、ちまちましてコロコロしてきらきらな上にスワッとしてロフッとしてスキ!なかんじが、軽さと柔らかさと愛らしさを兼ね備えていたからです。
クリスタルガラスの老舗としてざっくり記憶していましたが、ビーズもあるんですね。ヴェルサイユ宮殿のネックレスみたいなシャンデリアが好きです。
風邪の又三郎さんからの質問です。
Q. 年末の大掃除が毎年とても嫌です。中掃除くらいなら自発的にやれる気もするので大掃除と中掃除の境界を教えてください。
A. とちゅうでマンガを読み始めたりして片付かなくなったらそれが大掃除です。
積み荷バラバラ……という感じさんからの質問です。
Q. 札幌はここ数日で笑うしかないくらい雪が降り積もったのですが、KBDGさんならどんな雪像を作りますか?
A. 重機の使用もふくめて、どこまでデカい雪玉がつくれるのかトライしてみたいですね。
サルバトールだるいさんからの質問です。
Q. 自分は学校関係を営業して回る仕事をしているのですが、その仕事の一つとしてグラウンドの遊具の交換修理などがあります。小林大吾さんは幼い頃、お気に入りの遊具などはございましたでしょうか?自分は滑り台です、滑り台の上から廃タイヤを転がすという、今にしてみたら中々に危険な遊びをしていたなと思います。何がしたかったんだろう……。
A. 僕が通っていた小学校には「ピラミッド」という、巨大な三角柱を寝かせたような切妻型の遊具がありました。何をするかといったら、助走をつけてその斜面を駈け登り、てっぺんをまたぎ、また滑り降りるだけです。滑り台から廃タイヤと本質的にはそんなに変わらない気もしますね。
毛皮を着た米茄子さんからの質問です。
Q. KBDGさんにとって2016年を漢字一文字で表すと何になりますか。
A. 「過」、もしくは「去」ですね。
EUだな(ハハハン)さんからの質問です。
Q. 誕生日にもらって一番嬉しかったものはなんですか?
A. ミス・スパンコールにもらった「手漕ぎボート」のMVです。これはもう、たぶんこの先ずっと変わらないとおもいます。
桶狭間のお茶会さんからの質問です。
Q. アイスには賞味期限がないって言うのは本当なんでしょうか?
A. ロッテのお客様相談室によると本当のようですが、だからといって冷凍庫に入れたまま10年くらい放置したアイスを食べるかといったら、食べないですよね、たぶん。
百人うぃっしゅ!さんからの質問です。
Q. すきなひらがなは何ですか?(わたしはむ、とかぬ、がだいすきです)
A. 僕もぬ、好きです。あとはゐなんかも、煮え切らなくて好きですね。
ラ・ラ・ランボー/怒りのダンスさんからの質問です。
Q. 「めんどくさい」を越えた先に達成感があるらしいというのは知っているのですが、何事も行動に移すまでにかなりの労力を要してしまいます。また、エイヤ!と意を決して行動に移しても、すぐ集中が切れてインターネットサーフィンをしてしまったり…。楽な方に流れず、きちんとすべきことをするにはどうすればいいか教えてください!
A. それができていたら僕もこんなところでこんなことをせずにもうすこしましな大人になっていたでしょう。僕に言えるのはただ、ぼんやりしているとこんなところでこんなことをするほか能のない大人になってしまうよということだけです。
脳天ハンカチ落としさんからの質問です。
Q. 頂き物の洋梨がダメになるタイミングがわかりません…。だいぶ柔らかくなってるんですけど、コレまだ食べれますか?
A. 切ってみましょう。
とりあえずビームさんからの質問です。
Q. 普段、曲を聴いていて、大吾さんのリリックは、整いながらも親しみやすい、綺麗な言葉遣いだなあと思っております。私自身、日本語の懐の深さのようなものが好きなのですが、言葉は良くも悪くも移ろいでしまいます。変化は歓迎すべきですが、その中でも変わらず残しておくべきこともあります。そのあたりの線引きは非常に難しく、気にいる・いらないの個人の視点に左右されがちです。大吾さんの中で、言葉に限らず、何か変化が起こる時、維持すべきもの・変えるものを判断する指標はありますか?
A. 有形と無形を問わず、1000年以上前から「意識的に」維持できているものはおそらくひとつもない、というのが僕の印象です。仮に維持できているように見えたとしても、くりかえし再発見されているにすぎません。よいものは自然とのこって受け継がれます。仮に途切れてもかならず再発見されます。何より僕が今こうして使っている言葉ですら山と積まれた変化の賜物であることを考えると、何であれ「変えずに維持すべき」とはちょっと言いにくいよな、というのが正直なところです。僕自身は変化という変化にものすごく弱いので、何も変わらずにいてくれるとすごくありがたいんですけど。
ローリング蕎麦党さんからの質問です。
Q. わりと同期・同年代の結婚ラッシュが続いた一年でしたが、先人の言葉にあるように「結婚は人生の墓場」とは本当なのでしょうか?
A. 仮にそうだとしても、自ら進んで墓穴をせっせと掘ったのは他ならぬその人自身なので、同情の余地はありません。
ヘリコバクター・ペロリさんからの質問です。
Q. 最近、お店探しに食べログを参考にすることが多いのですが、本当においしいと感じるお店に中々出会うことが出来ません。本当に美味しいお店の探し方をご存じであればご教授ください。
A. 金に糸目をつけないことです。
アジでコイ釣る5秒前さんからの質問です。
Q. 火星にいける権利が手にはいるなら、行きますか?ただし片道で、地球に帰ってこれません。行くとしたら、何を持って旅立ちますか?
A. 僕は寒いのが何より苦手なので、平均気温がマイナス43℃の火星なんかには死んでも行きません。仮に「温かくするから!」と言われても、「何もしないから!」と言ってホテルに誘うようなものなので、1ミリも信用なりません。それでもなお行かなくてはならないとしたら、そうですね、自害用のピストルを持って旅立ちたいとおもいます。
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質問は10年たった今でも24時間無責任に受け付けています。
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その287につづく!
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