毎週こつこつと更新しているパンドラ的質問箱を差し置いてぜんぜん関係ない別のことを発信していいものか、すこし躊躇われるものがなくもなかったのだけれど、よくよく考えたらそもそも発信することが特にないから仕方なくその代替として質問箱を設置していたのにいつの間にか主従が逆になっていたことにふと気がつき、質問箱を楽しみにしてくれている数人の心やさしきフォロワーもきっと大らかに受け止めてもらえるにちがいないと胸を張って申しますが
新たな音源が数年ぶりに配信されることになりました。
ツイッターではぽろぽろとアピールしていましたが「アグロー案内」とは、御大タケウチカズタケと小林大吾による、初めての明確な音源プロジェクトです。
不定期かつ断続的にではあるけれども、できれば細くでも長く続けたいという思いから、全部まとめていっぺんにではなく、すこしずつぽつぽつと継続的に放流していければと考えています。
その嚆矢となるVOL.1の配信日は7月30日(土)の0時です。土曜と言っても0時だし、なんなら29日(金)の24時と言い換えてもよろしい。
もともとは椎名純平さんを含めた「the 3」収録の「処方箋/sounds like a lovesong」やライブでのみ披露した「棘/tweezers」なんかのように、既存曲のリメイクをカズタケさんが持ちかけてくれたことから始まっているのだけれど、次はこれ、その次はこれ、と数年かけて気長に続けながら、合間に新しいビートを聴かせてもらったり、個人的に録音していたリーディングを聴いてもらったりしているうちに、思いもよらない形で結実したのがこの「アグロー案内」です。
そもそもが新曲をつくろうとか音源にしようという話から始まったわけではまったくないので、率直に申して当事者である僕らふたりが「まじかよ」と仰天しているところがあります。着地点どころか、作り方からしてイレギュラー極まりないこともあって、始めたころには想像もしていなかったユニークな形になっているはずです。
お話ししたいことが、いっぱいあります。僕がこれまでにリリースしてきたどのアルバムよりも、おもしろすぎる裏話が山積みです。
でも、とにもかくにも、音楽と言葉でこんなことまでできるという驚きを、まずは体験してもらいたい。「アグロー案内 VOL.1」に収められた楽曲には、とりわけ僕のそんな思いが込められています。また今この時点でもすでにVOL.3くらいまでのイメージが固まりつつあるので、楽しみにしてもらえたらうれしいし、誰より僕が楽しみです。
配信までちょこちょことお知らせしていくつもり…と言ってももうそんなに言えることないけど、来週あたりにはトラックリストもへったくれもないトラックリスト、大事なことなので2度言うとトラックリストもへったくれもないトラックリストを公開するので、どうかまたしばらくの間、お付き合いくださいませ。
4 件のコメント:
楽しみにしてます!
誕生のいきさつを聞いてるだけで胸が熱くなりました。
お二方の感性と才能に大切に育まれた、生まれるべくして生まれた新境地ってかんじですね。
傑作の予感しかありません。
めっちゃ楽しみです!
これを機にまたツアーなどしてほしいです…!まずは音源とっても楽しみにしています!
>匿名さん
ありがとうー!
> 黄色い花さん
僕もすごく楽しんでいるので、
できれば同じように楽しんでもらえたら…
と心から願うばかりです。ありがとうー!
> 匿名さん
ツアー…!そ、そうですね、たしかに…
ただこのVOL.1に関しては、ライブがほぼ不可能なんですよね…
ということも含めて、お楽しみあそばせ!
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