どういうわけかこのところ、ぽつりぽつりと「お仕事を依頼してもよいのですか」というありがたいお問い合わせをいただいて、言われてみれば日ごろから「お仕事のご依頼はこちら」的なことをあまりアピールしていない、あるいはどこかでしたかもしれないけど本人が覚えてないくらいには少なかったと、十数年ぜいぜいと喘ぐようにやってきて今ごろ気づいたのです。
お仕事はもちろん、町内のドブ掃除から両親を安心させるために連れていく婚約者のフリまで、できそうなことはだいたい何でも24時間承っております。婚約者のフリをするにはやや薹が立ちすぎてむしろご両親を困惑させるかもしれませんが、愛があればそんなことは問題ではありません。
そこそこ得意な分野という気がしていた「言葉とそれにまつわる諸々」についてはそういえばあまりお仕事をいただいたことがないので、ひょっとしたら生き方を根本からまちがえていたのではないかと近ごろは反省しきりですが、そのあたりも今までずっとそうしてきたように概ねハッタリでどうにかなるとおもいますので、なんなりとお気軽にご相談くださいませ。
dr.moule*gmail.com(*を@に)
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さて、それじゃ本題にと向き合いかけてふと Solo Solo Solo TOUR 2018 最後の3日間をまったく振り返らないまま2ヶ月が経過していることに気づきましたが、それはまあそれとして、最近のKBDGはほぼこの人のおかげで成り立っていると申してもまったく過言ではない御大タケウチカズタケとお話していたら、何の話をしていたのだったか、とにかくこう、ポロリと切り出すのです。
「宇和島行かへん?」
「なんでですか?」
カズタケさんからこう話を振られた時点でなんでもへったくれもないと言えばないのですが、それでもなぜと問い返さずにはいられないあたりに僕の、それがライブであるかぎり迷うことなく二の足を踏む徹底した姿勢がよく表れています。
そこに理由はありません。いや、ちゃんとした理由があったような気もするけれど、あろうとなかろうと同じことです。やるとなったら雨が降ろうと槍が降ろうと、火の粉が降ろうとコーヒーフロート、それはもう否が応でも真っ正面から向き合わなくてはならないのです。一般的なミュージシャンが一ヶ月にこなすライブ数が数年分に相当する僕としては、こないだのツアーで残りの寿命を使い果たした気でいたし実際そうなので、今回は完全に死後の話ということになります。
おまけにカズタケさんと2人ということは、いつになく自分の出番が長いということです。僕がそれを望むかどうかはこの際脇に置くとして、仮に望んでもなかなか得られないひとときであることはまちがいないので、お近くのみなさまはどうかどうか、足をお運びくださいませ。
そうだ、宇和島いこう「タケウチカズタケと小林大吾」の3日間
HIPHOP/HOUSE界隈で活躍するキーボーディスト/音楽プロデューサー、タケウチカズタケ。トラックメイクからグラフィックデザインまでも自ら手掛けるHIPHOP以降の吟遊詩人、小林大吾。両者それぞれのソロパフォーマンスや、2人が共に生み出した楽曲披露、よもやま話までをひっくるめてお届けします!
11/30(金) 松山 Caezar
ADV. 3,000円 DOOR 3,500 ※それぞれ1drink付
20:00~24:00
089-932-7644
12/1(土) 宇和島 booby
ADV. 3,000(1D別) DOOR 3,500(1D別)
OPEN 19:00 LIVE START 20:00
0895-49-2352
12/2(日) 大阪南船場 the good thing
ADV. 3,000 DOOR 3,500 ※それぞれ1drink付
OPEN 18:00 LIVE START 19:30
06-4704-8708
※より詳細な、最新の情報はこちら!
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