みつめ合い
恋に落ちるふたり
あっ
あー!
別れ
とまあそんなわけで、通算12回目となるオントローロも恙無く、ここで恙無くというのはもちろんいろいろあったけど死人が出なくてよかったよね程度の意味合いですが、ともあれ万雷の拍手で幕を閉じました。その熱狂ぶりたるやすさまじく、端からパタパタとドミノ倒しのように失神者続出、逃げ出そうとした人も階段でパタパタと倒れていったばかりか、路上の通行人まで巻きこんでパタパタと続き、最終的には煙草でも吸おうとマッチに火をつけた人のすそをつかんでまた倒れ、手から落としたマッチの火がたまたま道に転がっていた打ち上げ筒に引火した結果、ドカンと派手な音を立てて打ち上げられた尺玉が夜空にアメイジングな大輪の花を咲かせたというのだから、これはやはり相当なことであったと言わねばなりますまい。
ようやくお目にかかれた初めましてのみなさま、去年以来ひさしぶりのみなさま、そして欠かさずおいでくださるみなさま、本当にありがとう!
回を重ねるごとに「どの曲をやった」ということがあまり大きなポイントではなくなりつつあるので(これはたぶんオントローロというパッケージの特徴のひとつです)、何をしたと部分的に取り上げづらくて歯がゆいのですけれども、いつもと違った何かをひとつ挙げるとするなら、今回は「脱落者/formerly known as the super brother」のオンビートバージョンがありました。少なくともパフォーマンスとしては今回もっとも正統のポエトリーリーディングであったと申せましょう。ビートに絡めることでグッと心にしみる、味わい深い一編になったとおもいます。長所とか才能はこういうところにこそ、惜しみなく120%注ぎ込みたい。
初めての方はただでさえ初めて目の当たりにするKBDGの風貌とかライブアクトがこんなんでホントすみません。
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次回のオントローロは12月、さっきボスに確認したところ、11日(日)とまさかのクリスマス当日、25日(日)です。クリスマス自体はとくに興味がないのでどうだっていいようなものですが、そうなると毎年それを上書きするために強行している安田タイル工業の慰安旅行は一体どうなるのか、しかしどう考えても優先順位としてはオントローロのほうがはるかに上なのであまり深く考えないでおきましょう。
ぜひおいでませ!
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