2013年1月18日金曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その115


ジャズ評論家でもある大橋巨泉が、かつて妻の元から去るときに少ない手荷物といっしょに持っていったという15枚のレコードが何だったのか気になっているのです。それ、ベストオブベストってことだよね?



8時だよ!全員ジュゴンさんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)


Q: お雑煮の餅は何個入れますか?


A: あ、じゃ1つでおねがいします。




ガラスの乾麺さんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)口の中たいへんなことになりそうですね。



Q: オーディオビジュアルの特装版を手に入れたいのですが,もう手に入れることは出来ないのでしょうか。



これは今でもときどき聞かれるんだけど(アルバムをメインと考えるといささか不可解な気がしなくもない好事家仕様の特装版についての説明はこちらにございます)、用意した500部がぜんぶ出払ってしまったので、僕としてはどうすることもできないのです…。ごめんなさい。そしてそうおもってくれることをすごくうれしくおもいます。どうもありがとう!

そうですね、あと考えられる可能性としては…

たまたま特装版を持っているすてきな人と知り合って、でも実のところその人にはもう不要なもので、「あ、じゃあ譲るよ、ほとんど触ってないから美品だぜ」


A: という信じがたい幸運の確率もゼロではありません。


生き別れの兄が500人いると考えれば、ひとりくらい巡り会えそうな気がしてきませんか。


モノがモノだけに今となっては「早まったな…」と後悔してる人もかなりいるとおもうんですけどね…。




君の瞳にエレキテルさんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)しびれちゃう、的な。


Q: ふとした時に頭の中で決まって流れるフレーズやメロディーってありますか?頻度が高いものでも。僕は「ネルネルネールネ」のCMがそれです。おかげでそのCMの再現が何の得にもならない特技と化してます。


「ねっておいしいねるねるねーるね!」というやつですよね?僕の記憶だと相当古いんだけど、今も変わってないのかな?というか、そもそもまだあるのか?

僕の場合、フレーズと言われてまず最初におもいだすのがこれです。




好きとか嫌いとかはあまり考えたことはないです。でも再現したくなるかと言われたら、もげるくらいの勢いで首を横にぶんぶん振るとおもいます。なるべくならあまり表に出てきてほしくない刷り込み(imprinting)のひとつです。少年時代のダイゴくんがなぜよりによってこれを潜在意識に残したのかは僕もわかりません。いずれにしてもいったんフラッシュバックするとなかなか消えてくれないから弱ります。不要な記憶をひとつ消してやると言われたら迷わずこれを選びたい…と書いた途端にその他の不要な記憶が雪崩のように押し寄せてきて気が遠くなりました。(あれも消したい)(いやあっちのほうがマズい)(これもダメだ)(死にたい)

そうは言っても、80年代の価値観をふつうに浴びて育った男です。好きだったんでしょうね、当時は。そのきもちがぜんぜん思い出せないというのも、考えてみたらさびしいことです。

よし、ここはひとつ先入観をとっぱらって、素直に向き合ってみようじゃないか。

(ブラウザを起動)

(YouTubeにアクセス)

(「ホンダ シティ」で検索)

(鑑賞)

(ブラウザを終了)

(……)


A: ホンダシティのCMです。





質問はいまも24時間無責任に受け付けています。

dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)


その116につづく!

2 件のコメント:

グリチルリチン さんのコメント...

特装盤ではありませんが、説明書つきオーディオビジュアルをフライングブックスで見かけましたよ。
説明書欲しさに、うっかり2枚目を買ってしまいました。

まあでもジャケットデザインも違うし!
いいよね?(自分への言い訳)

その後来店したときにもまだ説明書つきのが残っていたと思います。
いま現在在庫があるかないかは不明ですが…。

ピス田助手 さんのコメント...

> グリチルリチンさん

2枚目をお買い上げいただいたんですね…。
周知が至らなくて面目ありません…。

ちなみに、フライングブックス店頭、
ならびに本家HPからの通販では
キュートな取扱説明書(携帯版)が
必ずオマケでついてきます。

説明書があるのとないのとでは、
はっきり言って段違いです。
というのはやっぱり言い過ぎですが
でもだいぶちがいます。ちがうはずです。

…で、ですよね…?

どうもありがとう!!!