そうそう、"必ずしも旅をしない旅行誌" というたいへん愉快なコンセプトで先ごろ創刊された「MOUTAKUSANDA!!! magazine」のissue 0 にて本を一冊、紹介しているのです。
企画の趣旨としては、精神的な旅の入り口としてトリップできる言葉主体の一冊を、とのことだったので、無限の宇宙をいやというほど実感できる、それでいていかにも僕が取り上げそうな、とっておきの一冊をピックアップしています。これを言葉とみなしてよいかどうかは意見の分かれそうなところですが、「音読できて、かつビジュアル要素が皆無」ということで大目に見てもらいました。徹頭徹尾、クレイジーな一冊です。すくなくとも僕はこれほど壮大にして不毛な書物を手にしたことはかつてありません。いったいどんな本を紹介しているのか、誌面でとくとおたしかめあそばせ。
ちなみにShing02さんのチョイスは辞書で、うむ、さすがだとおもいました。しかしこれにしても僕のにしても、一度しか通用しない奥の手中の奥の手という感じがいたしますわね。
ともあれ全体にスタイリッシュなビジュアルとユーモアにあふれた、それでいてどこか郷愁にかられる素敵な雑誌です。どこかで見かけたらぜひ手に取ってみてください。ウェブマガジンから紙媒体へと移行する、鮭の遡上みたいな攻めの心意気に目頭が熱くなります。
WEBからもお求めいただけるようです→ store.moutakusanda.com
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