野暮用で待ち合わせたクミコさん(母)の運転する車に乗りこんだら、JAY-Zの "Empire State Of Mind" が流れていたのです。
「めずらしいね、FM聴いてるの?」
「いや、これテープ」
鼻水出た。
2009年に出たシングルをカセットテープに録音して聴くってまたずいぶんチグハグなことをしているな。そんな人って世界に何人くらいいるんだろう?
べつにいいけども。
正月実家で見つけた古いテープ↓


くどいようだけど、僕のじゃなくて、母のです。そんな時代もあった。
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アルバムの話でもしましょうか。
そういえばさんざんいろんなところでやってもはや新鮮味がない例の曲に
処方箋/sounds like a lovesong
という正式タイトルがつきました。なんかこう、ゴリッとしてますね。
でも "Sounds Like A Lovesong" というのは僕がつけたタイトルではないし、もっと厳密に言うとタケウチカズタケが生み出したタイトルでもありません。もともとアルバムに入れようとおもって書いたものではないから、なんとなくそのまま使ってたんですよね。
でもほら、タイトルひとつで、なんとなく甘かったような印象に苦みが加わったような気がしませんか。(処方箋だけに!)
そしてそれこそがタイトルのもつ役割というか、本領というものだし、そうあってしかるべきだと僕はおもうのです。いままでずっとほったらかしで、詩にはわるいことをした。
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それから、どのタイミングで言っていいのかよくわからないけど、アルバムタイトルももちろん決定しています。それをメールで伝えたときの古川Pの返信↓
ほほう!
これまた意外な……
ヒント:家電量販店