2010年7月21日水曜日
言論をこねてパリッと焼き上げるパン屋について
あんまり暑いからしばらく多摩川の底で藻といっしょに暮らしていたら、郵便屋がザブザブやってきて「お届けものだ」と言うのです。海パン着用で配達にくるあたり、なかなか堂に入った仕事ぶりだとおもう。
とおくでポチポチと並んでいる大名行列みたいな雲は、環状8号線に沿って浮かぶ環八雲です。あっちとこっちがぶつかって、ちょうどこういう雲になるらしい。夏から秋にかけてみられる、東京ならではの風物詩のひとつ。
パリパリパリ(お届けものを開封しています)
あっプラケース仕様だ!
アラ可愛い!
「だまされた!」とおもうくらいのギャップがほしくて、毎回相反するようなベクトルを強調しているけれど、ここまで来ればだいぶだまされてくれるんじゃないかという気がする。これがいったい何のCDなのか、前にもまして不明瞭でじつによろしい。
ほぼ丸ごと差し替えです。
裏ジャケではパン屋の美しい女将さん(おそらく未亡人)が、パリッと香ばしく焼き上げるべく、せっせと言論をこねています。
僕にとってはつきつめた論理よりもむしろ、その対岸にある煮ても焼いても食えないような不条理にこそ「詩」があると感じられるのだということを、いつかわかってもらえる日は来るだろうか?
2010年7月12日月曜日
小林大吾 in 『24 -TWENTY FOUR-』
11:59:57
「昼メシどうすっかな…」
12:00:00
「あれッ先輩もう食い終わったんすか」
池袋駅地下構内でハトが立ち食いそばをすするのは、わりとよく見かける日常的な光景です。ふつうにこう、てくてくと歩いていてあまり飛びません。色も似ているので一見すると勤勉なサラリーマンそのものです。
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15:23:00
作業中ディスプレイにくっついた虫(本物)を画面上で囲っています。
リアル3D体験だ!とひとりキャーキャー言っていたのですが、写真に撮るとそのおもしろさがまったくわからなくてとても残念です。
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18:11:34
「オーディオビジュアル」2ndプレスのブックレットが届きました。
青いのもステキですね!(お世辞)
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20:30:15
流氷のうえでくつろぐアザラシを観察しています。
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23:45:00
1枚のキャベツを頭にかぶっています。
とてもおだやかな顔つきをしている。
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…とまあご覧のとおり、猫の手どころかハトの羽根も借りたいくらい、たいへん忙しくしていたのです。1日が48時間あってもこんなかんじだとおもう。ジャックバウアーもちょっとは僕を見習えと言いたい。
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それにしても死にかけたPCを立ち上げるのがこわくてネットを繋がずにいると、じつに呆気なく情報社会から切り離されてしまうようです。絶え間なく世界を駆け巡る無限の情報なんて、すきま風ほどにも入ってこない。ここ数週間の大きなニュースと言えば、実家の屋根裏から奇妙な物音がするのでヘンだとおもったらハクビシンの家族が勝手に住んでいたことくらいのものです。
(あと新聞は読んでいるので谷亮子が当選したことにたいへんショックを受けています)
(これだから比例はイヤなんだ!)
(でもタリーズの松田さんはステキなのでガンバってほしい)
問題はだからといってべつに困らない、つまりネットがなくてもという話ですけども、そんなこと言ってるとほんとうにフェイドアウトしてしまうので、いや僕自身は忘れてもらって全然かまわないんだけど丹精こめてこしらえたアレコレを置き去りにするのはさすがに本意じゃないので、高熱にうなされているiBookに扇風機と冷えピタを当てて冷やしながらせっせと更新しているのです。
PCがないなら、ケータイで更新すればいいじゃない!
とマリーアントワネットみたいなことも言われたのだけど、僕うまれてこのかたケータイでネットにつないだことがないんですよね。電車の乗り継ぎとかも調べたことがないし、どのボタンを押せばめくるめく電脳世界への入口がひらかれるのかさえぜんぜん知らない。考えてみるとなぜ知らないのか、じぶんでもふしぎです。なぜ知らないんだ?
そういうわけでiBookが完全に沈黙するのが先か、ピカピカの最先端PCをたまたま道ばたで拾う幸運に恵まれるのが先か、また当の本人は本を読む時間がふえたとむしろ歓迎の姿勢を示していることもあり、ブログにおける今後の更新については依然として不透明なまま、現場はなおも緊迫した雰囲気に包まれて予断をゆるさない状況にあるといえるでしょう。
こちらからは以上です。
ヤッホー!
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