2008年2月4日月曜日
ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その13
まいにちほぼ監禁状態です。
質問箱以外にも書くことはありそうなものだけれど、どうもどのタイミングで発表してよいのかいまいち僕にもよくわからなくて困ります。
こんなときにかぎってフラインスピンの大ボスはアメリカ(!)で消火器サイズのダイエットコークをがぶ飲みしているらしいし、昼寝中に成田から「留守はたのんだ」と電話してきたときは、どうしてくれようかとおもいました。
*
王様の耳はパンの耳さんからのしつもんです。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)ちなみに彼女は年末のシュークリーム会議にもちらっと出てきた、フラワーズ(the Flours)5番目の構成員です。どうもありがとう!
Q: 猫に子供がうまれました。なんて名前をつけますか?
関係があるようであんまりない気もするんだけれど、実家で暮らしている犬の名前は「てんぷら」です。やたらと犬の多い地域なので、いっしょに歩くとあちこちから「てんぷらちゃーん」と声がかかります。
<命名時の回想>
僕「名前どうするの?」
妹「リク、カイ、クウ、みたいなのがいいとおもうんだ」
僕「なるほど」
妹「お兄は?」
僕「じゃあ、てん」
妹「てん?ああ、いいかも」
僕「…ぷらはどう?」
そういう経緯です。
いま思うとどうして家族に受け入れられたのかわからない。しかし年老いた父親が「コラ!てんぷら!」と叱るシュールな光景はなかなか趣があって良いものです。
余談でした。
もうひとつ余談ですが、僕のつれあいは「角の生えたネコ」を飼っていたことがあるそうです。そんなバカなとおもうかもしれないけど、直接話を聞いた今では、たぶん本当だと僕もおもいます。何しろおでこから生えてくる枝みたいな角を、定期的に爪切りでパチンと切ってあげていたらしいし、あげくの果てには「今考えるとあれ、なんだったんだろう?」と話しながら他人事みたいに首をかしげる始末です。そんなのこっちが聞きたい。哀れなくらいウソが下手くそな人なので、こうなるともう、正面から受け入れる以外に選択肢ってあるだろうか?だから何だと言われても困るけど、まあ世の中には角の生えたネコもいるという、ひとつの事例だとおもってください。
以上2点のエピソードを鑑みて、生まれた子猫に名前をつけましょう。
命名:なおこ
なぜかというと、僕が昔から「なおこ」という名前に弱いからです。その名を聞くと、なんとなく身がすくんでしまう。小学生くらいのころからそうなんですよね。とくべつ近しいわけでもない人でも、名前が「なおこ」というだけで烙印みたいにして脳裏に焼きつけられてしまう。ひょっとしたら何かがあったのかもしれないけれど、今さら知るのもこわいし、そのへん謎のままです。なので、まあリハビリもかねて、オスでもメスでも「なおこ」にします。われながら思い切った決断だとおもう。
ダメなら、「パープル・タウン」とかでもいいです。「高田みづえ」とか。
あーなーたがいなけれーばー
いーちからじゅうまでひとーりー
こーとーばもーないーまーまにー
いーきーてーるー
くーりーかえーすのはーただー
ロンリープレーイー
*
王様の耳はパンの耳さんが選んでくれた1曲は、「女と紙屑」ですね。ありがとう!すごくだいじな曲なんだけれど、なかなか説明のしづらいところがあるので、そう言ってもらえるのはしあわせです。
バミューダ 4
蝸牛 3
ユリイカ 2
話咲く 2
紙屑 2
ボート 1
腐草為蛍 1
アンジェリカ 1
*
拾いそこねた床の豆を踏みながら、質問は今宵も受付中です。みんながおもうほど来てないので安心してお送りください。くりかえすのがただロンリープレイというのもせつない。カセットテープどこにやったっけな。
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その14につづく!
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