2008年11月30日日曜日

円熟味を増す老婦人のロッキンチェア


年賀状キャンペーン、明日でしめきりです。もう10日もたつのか!どうりでヒゲがのびているとおもった。



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大人げないジェラシーのためになんとなく話題としてふれるのを避けてきましたけれども、来週12月6日(土)はAOYAMA月見ル君想フにて今年さいごのSUIKA夜話、東京公演がございます。ゲストはRomancrewとsaigenji!とくにロマンクルーはそのバックをSUIKAがつとめるバンドスタイルでライブだそうです。そいつァまた豪勢な話ですね。毎回言っている気がするけど、さすがにこんな機会はもうないとおもう。

東京公演とあるとおり、今回は名古屋、大阪もツアーで回るようですよ!しかもロマンクルーといっしょに!すごいな、ほとんど家族みたいなものじゃないか。



フン!う、うらやましくなんかないんだからねッ!



あっ


いま唐突におもいだしたけど、12月7日の日曜日は御大タケウチカズタケがらみでインストアライブがあります。僕もチョイ役で呼ばれました。たぶんリリパで披露したあの曲をやれということなんだとおもいます。場所は六本木TSUTAYA!時間は17時!あ、そうなんだ…2日前に届いたメールを今ごろ確認しています。読んだつもりでいたけど、読んでなかったらしい。


告知の優先順位が逆だな、どう考えても。



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Gwen McCraeがいまも唄っていると知って感動のあまりクラクラと気を失いそうになりました。とっくに還暦を過ぎてるっていうのにパム・グリアーみたいなこのカッコよさはなんだ!この風格!しかも "Rockin' Chair" ...。しびれる!

来年は七夕の短冊に「グウェン・マクレーみたいなシブいおばあちゃんになりたい」と書くことにした。

2008年11月29日土曜日

蛇女としてのプロフェッショナリズム


見世物小屋にヘビを生きたまま食らう伝説のヘビ女が出るというので、新宿・花園神社の酉の市に行ってきたのです。バリボリと大きな音を立てて骨を噛み砕きながら本当にアオダイショウを食べていた。なまなましい!


バリボリ


出し物とか演目がどうということよりも、人々がぎゅうぎゅうと詰め寄せる中でのチープな気味の悪さというか、あのザワザワとした猥雑な背徳感はヤバいなあとおもう。心奪われます。ふとした拍子にイリーガルなものが顔を出しても気づかずにスルーしてしまいそうなかんじがね。ヘビ女の小雪さんはとてもキュートで、口から火炎を噴く芸も見せてくれました。あと、どういうわけか着ぐるみではないリアルせんとくんがいた。


バリボリ


しかしつらつら考えてみたら口の中でローソクの火を消すというようなささやかな芸当それ自体よりも、それらを休憩なしにえんえんと数時間ループしつづけるという事実のほうがよほど驚異的です。だいたい15分おきに同じ演目がくりかえされていたし、ほとんどすべての客がそれを一度しか目にしないことを考えると皮肉なことだとおもう。煌煌と燃えさかるプロフェッショナル魂に触れたようで、なんだか胸を打たれた。

ぺらぺらした紙が一瞬で千円札に変わるよ!といったシンプルな手品でも「わー!」となる僕なのでまた行きたいです。よいものをみた。


ゴクリ

2008年11月28日金曜日

地球のでべそからお送りしています


年賀状キャンペーン、しめきりまであと3日です。かけこみでピコピコと応募いただいてます。迷っている人もきがるにメールしてね!



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本当になんでもないようなところに、それはあるのです。まるで子どもがそっぽを向きながらポツリとつぶやくような照れまじりの素っ気なさで、その目立たない案内板はそこが「展望台」への入り口であることをおしえてくれます。「まあ、いちおうあるにはあるけど…よかったら」と言われているようで、どうもこう、ウェルカムな感じが伝わってこない。でもせっかく目をとめたことだし、そう景気のわるい顔すんなよ、ちょっと行って新鮮な空気を吸ってくるからさ、と自信なさげな案内板を励ますようなきもちで、ゆるやかな傾斜をずんずん歩いていくと…




うわッ何かカッコいいの建ってる!



秘密基地だ!秘密基地だ!



絶景!絶景!



エイドリアーン!






というわけで思いもよらなかった探検と絶景を心ゆくまで堪能したのでありました。ホントは紅葉でも愛でようとおもって出かけたのに、こことか笠森観音とか、ついでに立ち寄った場所のほうに気を取られて、紅葉のことなんてちっともおぼえていない。葉っぱは赤かったのか?黄色かったのか?

しかし廃墟のようにガランとして人っ子ひとりいない秘密基地を駆け回ることほど楽しいことはないな。

2008年11月26日水曜日

度肝を抜くクレイジーなお寺のつくりかた


年賀状キャンペーン実施中です(12月1日まで)。女子率上がってます。なんかホッとするな。



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日本建築には懸造(かけづくり)という、1000年以上の歴史をもった伝統的な工法があるのです。斜面や段差のある土地につくられる、テラスのような構造で、いちばん有名なところでいうと清水寺がそれにあたります。崖側にせり出したあの出っぱり舞台のことです。

もちろん懸造自体とてもすぐれた技術だし、それだけでもじゅうぶん感嘆に値するものなのだけれど、ここから常識をとっぱらい、想像力をさらに目いっぱい押し広げて極端に応用すると、こうなります。↓




おお…かなりむちゃなことになっておる。

「四方懸造」です。この大胆にして奇抜きわまりない、というかクレイジーすれすれの発想はどうだ!360度を懸造で囲めばたしかにこういうことになるわけだし、そりゃファンタスティックに現実離れもしようというものけれど、しかしなんてイルなんだろう。やっちゃった感まるだしで、胸を射抜かれます。こんな建築物がホントにあったら、それだけで生きる愉しみがひとつ増えるというものです。でしょう?



じつはホントにあるのです



ええー!

1000年前から今もそこに鎮座する日本で唯一の「四方懸造」、二代広重の筆にも描かれた笠森観音の威風堂々たる姿とその異観を君は目にしたことがあるか?





どうやら400年くらい前に火事で焼失して(わかる気がする)、いちど建て直されているらしいのだけれど(それでも400年前だ!)、本堂には1000年前の床板がたぶん当時の状態そのままに(!)のこされています。足を踏み入れればウエハースのようにサックリと床が抜けるばかりか岩に叩きつけられて死んじゃうので、当然立入禁止です。部屋をのぞきこむことしかできません。でも1000年前にはだれかがそこを歩いていたとおもうとやっぱり胸を打たれるものがあります。だって平安の時代だぜ!


柱が多すぎて割り箸のようだ…。


近くで見ても何がどうなっているのかさっぱりわからない。



十数メートル(あるいはもっと)の高さはゆうにある廻廊たるや…


なんかもう寺の眺めじゃない。





まちがいなく、日本が世界に誇れる建築物のひとつです。奇想にもほどがあるし、今もふつうに拝観できることが奇跡だとおもう。こんなに多くの人がお参りしてバラバラ分解したりしないんだろうか?雨ざらしで朽ちたりしないんだろうか?21世紀に建てられる住宅の多くは数十年もてば幸運というくらい耐久性が低いっていうのに、いったいどんな魔法をかけるとこんなむちゃな建築が可能になるんだ?

しかしここを拝観するためだけにわざわざ遠くから泊まりがけで足を運ぶとしてもその価値はあります。本当に。どこ探したって他にこんな場所ないんだから!


場所はこのへん







おまけ:大きなクスノキから生えるダイゴくん

2008年11月25日火曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その73


年賀状キャンペーンがびっくりするくらい低調です。たしかにただのハガキでしかないけど、もうちょっと…もうちょっとノってくれてもいいじゃないの!

あとタマフル経由の男子率が異様に高い。

いっぽうでキャンペーンとはべつに、質問もいただいています。これはつまり…「年賀状なんて、オラいらね」ということでいいんですよね…?


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あしたのジョアさんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)真っ白に燃え尽きたボクサーが好んでのむヨーグルトのことですね。乳酸菌もたっぷりです。



Q: 日本の映画はみますか?もしよければおすすめなど教えていただきたいです。



以前にも似たような質問をいただいていて、そのときは

1. 吉原炎上 (1987)
2. ユメ十夜 (2006)
3. (おまけ)ウルトラマンティガの37話「花」

とお答えしています。あとはこれに、そうですね、「七人の侍 (1954)」と「マインド・ゲーム (2004)」を足しましょう。せっかくだからべつに映画と入れ替えようかな、ともおもったんだけれど、僕の嗜好をかなり的確にあらわしているという気がするので、このままにしておきます。映画にかぎらず、僕がフィクション全体に求める要素というのは、ここに挙げた5つでだいたいカバーできているとおもう。

しかし好きな日本映画と言われてパッと思いつくのが「吉原炎上」というのもね。なかばトラウマになってしまっているのかもしれません。



A: 七人の侍(これさえあれば事足りる1本)



あしたのジョアさんからはもうひとつ、べつの質問をいただいています。どうもありがとう!受験生ということですが、こんなくだらないブログ読んでたら受かるものも受からなくなるんじゃないかといささか心配になります。がんばってください。



Q: こき使われた意思の無い言葉たちはどこに向かうのでしょうか。



A: 行きつけの飲み屋です。



望もうと望むまいと、そもそも言葉というのは僕らにこき使われる運命にあります。地位を与えてはいけないし、それを望んでもいけません。こまごまとした愚痴を吐き出し、さっぱりとリフレッシュして、明日もまた元気に口の中へと出勤するほかないのです。


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dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)


2008年11月24日月曜日

7:3の割合が本当に意味するところとは


おや、これはもしかして…




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まるで往復書簡のようだという手厳しい指摘はさておき、



20日付のタカツキブログより)
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小林大吾のブログによると
タカツキの言動の7割がダウト3割がホント
というのが定説だけど
小林大吾の言動だって70%位の信頼度なので

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タカツキの信頼度が30%であるのに対し、小林大吾の信頼度が70%というのはなるほど、それなりに説得力のある数字に思えます。ではこれをもうちょっとちがった角度で検証してみましょう。

ここに分かれ道があります。映画「ダウン・バイ・ロー」の印象的なラストシーンとはちがい、正しい道は右か左のどちらかです。分かれ道にはタカツキと小林大吾というふたりの案内人がいて、行くべき道を指し示してくれます。


ただし、タカツキは10回のうち3回しかホントのことを言いません。7回は嘘をつきます。
いっぽう小林大吾は10回のうち7回はホントのことを言います。嘘をつくのは3回だけです。


正しい道を行く確率が高いのは、どちらに道をたずねた場合でしょう?


考えるまでもない?


でもよく考えてみてください。もしあなたがタカツキが指し示した道とは逆の道を行くなら、正しい道を行く確率は僕と同じになるのです


なんてことだ!


にもかかわらず、やっぱり多くの人が小林大吾に道をきくことになるとおもう。奥にある信憑性は同じでも、見かけ上のふるまいひとつでこうも差が出るわけですね。僕がにぎる3割の嘘のほうがよほど巧妙で危険かもしれないのに!(たとえば「正しい道は右だけど、僕としては左のほうがずっと良いとおもいます」というような答えならどうだろう?嘘をついていなくても惑わされるし、仮に嘘があるとわかっていてもどこにあるのかわからない)


基本的に見破りやすいその嘘によって被らなくてよいはずの損害を被ることになるという意味では、むしろタカツキは正直者の部類に入るのかもしれません。そして残念ながら(と僕は言いたい)、多くの人がそのことに気づいている。愛される所以です。鼻持ちならない。


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そういえば以前フライングブックスで出されたショートケーキの苺をつまみ食いしたことがあるのだけれど、その責めを負ったのは真犯人たる僕ではなく、タカツキでした。「こんなことするのはタカツキしかいない!」と何もしていないのにさんざんな目にあっていた。

知らんぷりしていっしょに無実のタカツキを責め立てながら、生き抜く術を身につけるというのはこういうことだなとしみじみ感じたことです。

あといま思い出したけど、不慮の事故で自分のケータイを踏まれてしまったtotoさんの記憶が、本当は別の人だったのにいつの間にか「タカツキに踏まれた」という記憶にすり替わっていた、やるせない話もありました。


季節も季節だし、きのどくな彼のために赤い羽根募金でもしてあげたらどうだろうと、なんだかやさしいきもちになる秋のおわりです。


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そして僕はといえば世界的な金融危機の波にのまれてかどうか、じぶんの株をかなり無意味に下げてしまった気がしなくもないというか、いやいや(と首をふる)、底値ならむしろ上がる一方というわけだし、こんなときこそ買い時だと前向きに受け止めることもできるじゃないか。とは言え…



僕にだって「愛するより愛されたい」とおもうときはある…



(つぶやきながら布団にもぐる)

2008年11月22日土曜日

あれから1年もたったのか…の巻


えーと、いつも温かなきもちで支えてくれているみなさまに感謝のきもちをこめて、今年も年賀状を送ろうと考えているのです。

という話をこないだぽにょっとしましたが、フライング気味で2通「ください」というおたよりをいただいたので、ここできちんと募集したいとおもいます。「テリーヌだとおもったらスパムじゃないか!」さん、ポークビッツ事件くん、いつもありがとう!ペンネームがおかしなことになっている上に長すぎて呼びかけている気がしないな。

ちなみに去年までの年賀状はこんなかんじでした。




ことし1年小林大吾としてはほとんどろくな活動をしていないにもかかわらず、気長に見守ってくれてほんとうにありがとう。応募してくれた人全員にお送りできるとおもうので、きらくにメールしてください。

デザインは決まり次第、またここでお知らせしましょう。


必須項目は以下の3点です。
1. 氏名
2. 住所
3. わりとどうでもよさそうな質問をひとつ

※3は言うまでもなく、ブログの延命措置として欠かせないものです。


そして宛先はいつものこちら
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)


しめきりは、今日から10日後の12月1日です。


去年は10通くらいだったし、今年もそんなに来ないとおもうので、ストーブにあたりながらぬくぬくお待ちしています。


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業務連絡!業務連絡!フライングでメールをくれたポークビッツ事件くんは氏名も住所も記載がなかったので、えーと早急に送り直してください。どこに送りゃいいんだ?

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ちなみにポークビッツ事件くんはきちんと質問を送ってくれたのだけれど、思いもよらない内容だったので、今ここでそそくさとお答えします。これはちょっとさすがに早いうちに解決しておかないとマズいという気がする。


<ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その72>



Q: 今更ですが、『花咲く種をまく男』でラップしてる人は誰ですか?誰をfeaturingしてるんですか?



A: あれも小林大吾ですよ!



ああ、ビックリした。

でも「ひでえラップしやがる」と思われるくらいなら、だれか別人だと思われているほうがいいような気もしてきました。

ちなみにこの曲はアルバム制作にかかわった古川P、フラインスピンオーナー、タカツキの3人に初めて聴かせたとき、もっともリアクションが薄かった作品です。すこしはラップもためしたい、とおもってやってみたんだけど、あまりに反応がないので(というかちょっと引いていた)、ものすごく恥ずかしくなってやっぱりやめたほうがいいんだろうかとモヤモヤ悩んだことをおぼえています。とくに日本語ラップのご意見番としてさんざんラップを聴いてきている古川さんの無表情っぷりは深刻なものでした。そりゃあそうだろうとおもう。ムリを通してすみません。でも結果的には、入れてよかったんだよね?…ね?