前回とは打って変わって男女比が逆転、なぜだか客層もちがっているように見受けられた「オントローロ 00」の閉幕から数日がすぎ、「-01」の開演10分前に強打した脛のかさぶたもようやくはがれようとしています。すこし時間がたってしまいましたが、ご来場いただいたみなさま本当にありがとう!おかげさまで各回とも恙無く、というか脛を打ってパンツも裂けたから恙無くもないんだけど、ともあれぶじ、終えることができました。今は「また来たい」とおもうほどにご堪能いただけたことを心から願うばかりです。楽しかった……よね?
40人いるようには見えないな……
今回初めて自ら独演会を企画してみて、冥利に尽きるとしみじみ感じ入ったことのひとつは、友だちができたとのご報告をちらほらいただいたことです。言われてみれば小林大吾を知る人しかそこにはいないんだから(すごい話だな)、初対面でも以前からの知己のように歓談できて全然おかしくありません。考えてもみなかったけど、そんな機会を提供できる場でもあるんですね。誰かと誰かをつなぐことができるのなら僕としてもこんなにうれしいことはないし、何ならいずれは「なれそめはオントローロです」とかそんなことになっちゃったりしてキャーウフフと先走らずにはいられません。なんかすごくイイことをしている気がする。
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セットリストを載せておこうかともおもったのだけれど、たぶん曲目からの印象と実際に体験してもらうのとでは相当ギャップがあるとおもうし、ここはあえて控えることにいたしましょう。曲として初披露だったのは「fishing ghost revised」と「リップマン大災害リミックス」の2つ、パフォーマンスとして初披露だったのは「アリアドネの糸玉」、「コード四〇四」、「なれそめ」(00のみ、-01は「笛吹きの末裔」)の3つ……かな?他にもあんな曲やこんな曲をひさしぶりにやったりして、その合間にカツカレーとか、不埒なうわき随筆とか、ドッペルゲンガーとか、ピンクレディーのUFOとか、モンドリアンの抽象画と梅干しの関係とか、そういう与太話をはさみつつ、あとは例の「パンと菌」をパンの彼になりきって真剣に詠んだりしてました。
「fishing ghost revised」はアカペラとオンビートの両方を詠みましたが、00ではアカペラにサンプラーならではのちょっとしたアレンジというかギミックを加えています。-01でお聴きになった方にとってもこの違いは新鮮に響くとおもうので、ぜひまた遊びにおいでませ。
そしてこれからオントローロにおいでくださるみなさまには改めて、また以前よりも自信をもって「YOU来ちゃいなよ」とお誘い申し上げましょう。リーディングの意味と神髄を味わうのにこれほどうってつけの場は他にありません。ここで展開される世界はきっと想像を上回るはずです。もしくは確実に上回るためにあんまり想像しないでくださいと言い換えてもよろしい。(調子に乗って広げた大風呂敷を電光石火で畳んでいます)
次回開催は8月の予定です。もちろん、今回とはがらりと内容を変えてお送りします。初めましても二度めましても大歓迎です。刮目して待て!
3 件のコメント:
遅くなりましたがオントローロ00とっても楽しかったです!
アカペラの時の言葉を発する間や声色に、気持ちがころころ動きっぱなしでした。
サインもありがとうございました!大切にします!
一週間経ったというのに、まだ余韻から抜け出せずにいます。
会場では気恥ずかしくて誰にも話しかけられませんでしたが、その後ツイッターでオントローロメイトができました!
ダイゴさんとの握手などについてきゃっきゃと盛り上がれて嬉しい限りです。
次回もたのしみにしています!
> アイリさん
楽しんでもらえてよかった!
こちらこそいつもありがとう。
またお会いできますように!
> いくらのよしはさん
そんなふうに後からつながれるのは
この時代のいいところですよね。
ぜひまたいらしてください。
素敵なお手紙もありがとう!
握手で盛り上がるってどういうこと……?
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