2009年4月6日月曜日
事件のような、そうでもないような
えーと、まあそういうわけで、思いもよらぬ縁から装丁を手がけることになった文庫本がたしか今日はつばいになるのです。例の悶々たる日々がようやくここに実を結んだと相成るわけでございますな!
「12歳の文学」小学生作家たち(小学館文庫)→amazon
12歳の小学生たちが書いた小説を1冊にまとめたアンソロジーなんだけれど、見くびればそのぶんだけ衝撃も大きいとおもうので、とりあえずは先入観を脇に置いてぜひぜひ一度はお手に取りあそばせ!ひょっとしたら作家になりたいなんて微塵も思ってない子もいるとおもえばなおさら末恐ろしい。
ちなみにミス・スパンコールにこの話をしたら、「あ、知ってるよ!『明太子王国とたらこ王国』っていうのがおもしろくてねえ」という返事がナチュラルに返ってきてびっくりしました。数年前に出た単行本を読んですでに感銘を受けていたらしい。さすがだ…。いったいどこまでアンテナを張り巡らせてるんだろう。もちろんその一編も収録されています。
ついでにブックデザインも
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そして小学館の文庫といえば忘れてはいけません。プロデューサー古川耕のアナザーサイドお仕事、「FREEDOM フットマークデイズ 全3巻」も絶賛発売中であります。
スリル!サスペンス!そして愛!もなくはない、もぎたてのサクランボのような夢見る男子必携の一冊、波瀾にして万丈なるジュブナイルアドベンチャー、ゆめゆめお読み逃し召さるな、おのおのがた!
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しかし出会ったばかりの5年前にタイムスリップして、デザインなんかやってなかったダイゴくんと小説なんか書いてなかった古川Pに「5年後にはそれぞれ別件で小学館の文庫にたずさわることになるよ」と予言しても、信じるどころか腹を抱えて笑うにちがいないのです。
小説より奇なりとはよく言ったものだ。これが縁でなくて何だろう!
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