2009年3月20日金曜日
のどもとをすぎて熱さをわすれる話 (1)
まったく更新されずに捨て置かれていたあの空白の日々に僕がいったい何をしていたのか、ようやくすこしずつお話しできそうな兆しが見えてきました。といってもべつに多くのことを手がけていたわけではないし、どちらかといえば実質的な作業時間よりも悶々としながら膝を抱えていた時間のほうがよほど長かったのだけれど、それでもたちこめていた霧がゆっくりと晴れゆくのを実感できるのはやっぱりうれしい。やれやれ!
わたしたちが知りたいのはそんなことじゃない!と言われてしまえばそれまでですけれど、しかしまあお待ちなさい。人生とはこうした一見遠回りにも見える道筋にこそ、だいじな何かがかくされていたりするものなのです、たとえば3枚目のアルバムにつながるヒントとか、むにゃむにゃ。
あるいはこの際ひらき直って「これもまたおれの詩だ!」とデッドマンみたいにかっこいいことを言っておいてもいいような気がする。
だってホラ、この可愛らしさをご覧なさい!
…日本の古書業界最大のメッカ、神保町から発信される業界DM。我ながら人目につかないところでじつにイイ仕事をしているとおもう。なぜいつも人目につかないのかイマイチ解せない気もするけれど、しかしこの風合いといったらどうだ?まるで絵本のようじゃないか!
このあふれんばかりの才能を抛っておいてもいいものだろうか?いや断じていいはずがない!(反語)
それはともかく、今回はとにかく使われている紙がホントにすてきで、じつに味わい深ーい質感を醸し出してくれているのです。古書に興味がなくても飾っておきたい仕上がり!わざわざロゴまでつくってよくがんばった。エラいぞダイゴくん。ありがとうございます!恐悦であります。
自画自賛おわり。
じぶんがつくったものでじぶんを慰められるんだからこんな安上がりなこともないです、つくづく。
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