2008年6月5日木曜日
その1杯はどこからやってきた?
なんとなく雑事と蟹工船で紛れてしまってました。以前もお世話になったWEBマガジン「VAGANCE」で、こんどは「おいしいコーヒーの真実」というドキュメンタリーについてレビュー…でもないな、ふたたび好きに書きちらかしています。
GUARDO - 「その1杯はどこからやってきた?〜『おいしいコーヒーの真実』
生産者がコーヒー豆の収穫によって得られる収入は、コーヒー1杯にかかる金額の1%にさえ満たない、という市場取引の異常な不均衡を打破するべく、世界中を駆け巡るひとりの男の物語です。彼らの貧困は、僕らと無関係ではぜんぜんない。
作品の根底に置かれた「アフリカの解決策はアフリカにある」という視点さえ忘れなければ、これはとても示唆に富んで得るところの多い映画だとおもいます。告発よりも希望に重きを置いた制作者の姿勢には深くうなずけるものがありました。そのほうがよほど襟を正される。
ちなみに、僕が書いたテキストのうち、最後に置いた一文だけが検閲によって削除されています。ふふふ。この事実じたいがすでに何ごとかを物語っているようです。目くじらをたてるほどのことではないし、なんとなく予想していたことではあるので、僕個人としてはしめしめという感じでひじょうに愉快なきもちでいるのだけれど。
コーヒーが好きな人にはぜひ観てもらいたい映画です。
それにしてもアフリカンてどうして造形的にあんなに美しいの?
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うわっ1日に2回も更新してる!
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