2007年11月5日月曜日

よりによってなぜこのオランダ語が


さて、おのおのがた、肝に命じておりましょうな、いよいよ明日は発売日であるからして、ひまつぶしにここをななめ読みする御仁はつとめて背筋をのばし、まだお持ちでないならば小銭をひいふうと数え、詩人の刻印がありそうなところへ駆けつけて「1枚ください」と注文するここが天下分け目の

明後日だった!

まあそういうわけなので、明日ではありません。書いてるとちゅうまで明日だとおもってました。発売は7日、水曜日です。

ところでもう2週間ちかくも前の話なので、僕自身すっかりわすれておりましたが、「年賀状キャンペーン」が明日まで有効です。さすがにもう来ないかとおもっていたら、駆けこみでいくつかやってきたので、消さないでいてよかった。

あたたかいメールをくれたひと、ありがとう!ちゃんと送ります。正月を待て!

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わかっております、毎度毎度役に立たない長文を書き散らして、だいじなことはけむにまく、いや何をおっしゃる、今日は冬に役立つすてきな知識をさくっとお教えしましょう。

日に日にさむさが増し、秋から冬へと季節深まりゆく今日このごろ、わたくしも先日はやばやと鍋をごちそうになり、心と体を芯からあたためてもらったのですけれど、鍋といえばポン酢です。

しかし、いいですか、「ポン酢」ってアレじつは、日本語ではないんですって。

えー!

あれはオランダ語で「柑橘類」を意味するponsが転じた外来語であって、「ぽん」という何かちょっとこう、丸いんだろうなたぶん、とそれまでぼんやり想像していた得体の知れないものの存在を、全否定するくらいはっきりとした意味があったのです。

そこから派生した単語は他に、「ポンジュース」「フルーツポンチ」などがあります。長年ばらばらに首をかしげていた、いくつかのちいさな謎がシンプルな1本の線で結ばれるこの驚き!

なんでまたこんなに浸透してるんだこのオランダ語は?

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