2026年10月23日金曜日

アグローと夜2026では会場限定販売となるCDがあること


さて、去年はある事情から事前にお知らせできませんでしたが、「アグローと夜2026」では今年も会場限定販売となるCDがございます。正直、これを作って見せびらかしたいがために開催していると言ってもあながち言い過ぎではないくらい、毎回たのしみな一枚です。

リリースを控えたアグロー案内 VOL.12の収録タイトルもちょうど含まれているので、ここでトラックリストを公開しておきましょう。


内容としては、配信曲のインスト、CM、提供クレジット、その他、となっており、とくに今回はトラックリストというにはあまりにも情報量が多い印象です。

「inst」とあるのが今年リリースの楽曲なわけですけれども、そのうち何を言ってるのかよくわからない3つがつまり、来週リリースのアグロー案内 VOL.12になります。個人的にはこんなタイトルをつけられる日がきたというだけで感無量です。なんと言っても長く続けてきたからこそできることでもありますからね。

上に太字でその他とあるのは、そのままでは再現できないので再現できるように整え直した、主に僕の事情による既発曲のバージョン違いです。曲もテキストも同じですが、乗せ方が異なります。ライブでしか披露されない、音源としてもこのCDのみの、ちょっとした例外です。

この日のためだけに制作された4つのCMにもまた、タイトルだけでは商品の宣伝なのか、いまいち判然としないものが含まれています。聴けばわかると言いたいところですが、聴いてもわからないかもしれません。

とりわけ今回は2曲目の「カドノミセ靴店」に注目していただきたい。というのもこれは、「カッコいい靴三部作」の第五部だからです。

「カッコいい靴三部作」とはアグロー案内以前の「手漕ぎボート」、「象を一撃でたおす文章の書きかた」、「ダイヤモンド鉱」の三作品を指しています。同じ店の同じ靴が出てくるからです。

そしてアグロー案内 VOL.9収録の「魚はスープで騎士の夢を見る」でも同じ店が出てきてしまったため、これが意図せず第四部になりました。

今回収録された第五部となるCMでは、とうとうその店名が明かされています。「手漕ぎボート」から数えるとなんと20年越しです。

過去作をCDでお持ちの方がもしまだいらしたら、「オーディオビジュアル」のブックレット(もしくは「詩人の刻印」のブックレット改訂版)に、ある靴屋が載っていたことをご記憶かもしれません。


この靴屋がそうではなかったのか?と首をかしげるところですが、宣伝文をよく読んでみると


「角の店で見たカッコいい靴まで(略)おつくりいたします」とあります。じぶんの店の靴なら、こんな書き方にはなりません。これはカドノミセ靴店の人気にあやかって同じような靴を作れるという、別の店の広告だったのです。長年回収したかった(けどまあいいやと放置していた)地味すぎる伏線を十数年ぶりにやっと回収できて、目頭が熱くなりました。

どんな店だったのか、そして当時どんなCMが流れていたのか、それを知ることができるのは今年のアグローと夜だけです。

チケットはおかげさまで多くの方にご購入いただいています。が、まだ若干は購入可能だそうなので、どうかどうか、この機会をお見逃しなく…!

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しかしCMのオファー、こないですかね、ほんとに。

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