と
いうわけでこの人がいなければ小林大(略)がアルバムを出したりするなんて1000年たっても思いつかなかった寛大にして偉大なるプロデューサー、古川 耕のスーパーアシストすべりこみ企画がうっかり実現してしまったため、偏食のガキ大将タケウチカズタケがいよいよ今週土曜、TBSラジオ
ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルに登場です。
が
渋谷の異端音楽レーベル、フラインスピンまわりではいまいちそのたいへんさが伝わっておりません。何しろ毎週欠かさず録音までして聴き、あまつさえポッドキャストも欠かさないのはせいぜいミス・スパンコールひとり(!)というていたらくで、その他の連中ときたらまったく、この番組がいかに若年層から熱烈な支持を受けているか、ちっともわかっちゃいないのです。
注:残念ながらその他の連中には僕もふくまれます。
タマフル出演に対する冷静な受け止めかたがミス・スパンコールの逆鱗にふれたあげく、その講釈を正座しながら拝聴する羽目になった僕の理解とそこから導き出される結論はこうです。
→タマフルは
ボンクラどもの玉音放送である。
となるとこれはたしかに心してかからなければならないのが当然だし、「よかったわねえ」と悠長にせんべいを齧っている場合でないのも明白です。(大袈裟でも何でもない!とミス・スパンコールは強調しています)
僕としてはカレー大好き古川Pが民放の聴取率でつねに1、2を争うモンスター番組の放送作家をつとめていることに今さら愕然とするばかりです。
なので、いいですか、ミス・スパンコールはSUIKAの面々に対し、この事態を厳粛に受け止めるよう、つよく要請する次第であります。そしていい機会だから老成したベビーフェイス古川耕の偉大さを再認識していただきたい。
それとはべつに古川さん、あの、いろいろお待たせしててすみません。
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あらためて明記しておきましょう。
9月26日(土)TBSラジオ(954kHz)
ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル
23:00からまるまる1時間の特集枠、題して
「タマフル・秋のキーボーディスト祭り三連発!〜第1夜・タケウチカズタケと愉快な仲間たち!」++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
秋ですね、秋と言えば……キーボードの季節! と勝手に決めました!
来週から3週連続、それぞれスタイルの異なるキーボーディストたちを招き、スタジオ生ライブを披露してもらいます。
その第一弾は、ソロアーティストとして、またラップとポエトリーのバンド「SUIKA」のリーダーとしても活躍するタケウチカズタケさん。
彼のソロライブを始め、SUIKAや小林大吾など、彼の仲間たちが入り乱れての賑やかなスタジオ生ライブをお届けします!
注:ポッドキャストには含まれません。
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問題はここからです。そして前回の話はここにつながります。その日は
千駄ヶ谷でライブを予定しているはずの小林大吾の名前がなぜそこにあるのか?
タマフルでの企画が通りそうだよと聞かされてからここ2週間、もっとも頭を抱えていたのがこの状況です。
よもやのダブルヘッダーとは…。
そういうわけでライブが終わり次第、赤坂のTBSに直行することになりました。スケジュールが毎週みっちり埋まるような人気者ならともかく、1年に数回も埋まらない男の貴重な機会がこの日にかぎって重なってしまうなんて、そんな殺生な話がありますか!
僕はタマフルで1曲だけ参加します。タケウチカズタケとつながる作品といったら現状ひとつしかありません。聴いたことのある人はそんなに多くないとおもいますが、ちょっと顔出してまたすぐ帰るかんじというかまあ、オマケみたいなものです。
でもライブではそれをふくめて、できたらもう1つか2つ、新しいのをやれたらとおもっています。なのでここはひとつ
ライブ > ラジオ という優先度でおねがいしたい!小林大吾よりタケウチカズタケのほうがスキだとしても!(ラジオは
録音できるし…)
というか僕、作品に耳をかたむけてくれる人とふれあう機会がホントにないので、こういうときこそお会いしたいです。そしてウソでもいいから
ほめてほしい。
だから「ラジオなら聴いてあげないこともないけど」なんてつれないこと言わないで、せめて5…ろ、
6人くらいは来てよね!以上、現場から複雑なきもちでお送りしました。