2008年7月21日月曜日

エレガントでスパークリングなリラクシンタイムの話


日曜日はじぶんが人見知りであることを今さらながらというか、数年ぶりに思い知らされました。とてもおめでたい席であったにもかかわらず、最初から最後までいたたまれない夜であった。「お仕事は何を?」ときかれたら「あ、会社員です」とちいさな嘘で受け流す心づもりで居たのに、僕と同じくただの人として同席していたフラインスピンオーナーが「彼は詩人でー」と聞かれる前に言っちゃうものだからどうにもならない。そのくせ「おれフォローしないからね!」と投げ捨てて沈黙するんだから、そんなのないよと思う。数匹のヘビににらまれたカエルみたいに脂汗をかかされました。べつに珍味あつかいされたってかまわないけど、わざわざじぶんから「珍味っす、よろしくっす」とアピールする必要がどこにあるっていうんだ?

ご多分にもれず僕も「けっきょくのところあなたは何者なのですか」とつっこまれることにとても弱いです。

ぺらぺらの紙みたいになって、落ちこんで帰ってきました。友人の結婚を祝いに出かけたはずなのだけれど。


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さて、つい先日インターネット大海原のど真ん中で、isolaという常夏のリゾートショッピングサイト(?)が華やかにオープンしました。抜けるような青空と照りつける太陽のもと、キラキラと乱反射するエメラルドグリーンの海に囲まれながら、訪れる人が島民となり、島を散策するようなきもちでお買い物ができる素敵なサイトです。




そのラインナップにはワイン、葉巻、アートといった、ブリンブリンに成熟した大人のアイテムがずらずらと並び、一見すると僕のボンヤリした日常とは結びつきそうにない、エグゼクティブなバカンスをエンジョイみたいな輝きに満ちあふれていますが、

フゥ。(息つぎ)

どうして僕がここに言い及んでいるのかというと、isolaではこだわり抜かれた7種類のオリジナルコーヒーを販売しており、そのイメージロゴの制作を思いもよらない成り行きから僕が請け負うことになったのです。

こんなの↓




コーヒーを買うと、袋にそれぞれ小さなロゴシールがぺたりと貼られて届くんだそうですよ。シールの見本をいただいたのだけど、とてもかわいいので大事にしています。僕もなんかちょっとこう、上流階級の仲間入りをしたような錯覚ができてうれしいです。

本当に良いものだけを厳選して取り揃えているという話なので、この夏は人にちょっと差をつけてエレガントでスパークリングなリラクシンタイム(よくわからない)を満喫しよう!あとは人見知りをなおせば、社交界デビューも夢じゃない!

いえ、僕のことじゃありません。


isolaに関してはもうひとつ、サイトオープンと同時に発行されたフリーペーパーの話があるのだけれど、そろそろねむたくなってきたのでまた次回に書きましょう。


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ちなみにミス・スパンコールはいま仙台で大学教授と奇妙なアバンチュールの真っ最中です。何をしてるんだあの人は?

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