2007年10月13日土曜日

Bygones!


電子レンジが漏電で逝去されました。

ウチの人が車にはねられました。

水駒(バイク)が全快しました。そしたら自賠責が切れてました。

ポイントカードが6点たまったので、いそいそと府中まで違反者講習をうけてきました。社会におけるクリーンな生きかたを学ぶというのは、いくつになってもすがすがしいことです。キスマイアス。

すぎたことはしかたないのだ。そうじぶんに言い聞かせて池袋に帰ってきたら、今度は駅前に停めた自転車がない。一応こう、さりげなく何度も往復してみても、ない。もしや色も形もちがうこのマウンテンバイクがかつてウチのママチャリだった子なのでは…といったウルトラC的可能性も考えるだけむなしいと知りながらあえて考えて、やっぱりない。うすっぺらい不運というのはことほどさように、ミルフィーユのごとく幾重にもかさなるものなのであります。ぜんぶ金がかかることばっかりじゃないか!明日は知らない子に「お父さん」とか呼ばれて養育費せびられたりするんじゃないだろうな。そういえばそれとは別にちょうど今、不運というか口には出せないわりと大きな不幸もひとつ、子泣きジジイみたいにどっかりとのしかかってきているのだった。こういうタイミングって何なのかよくわからないけど、フォークで刺して丸呑みしてやりたい。

それにしても社会の正義ってどうしてときどき悪意に満ちた顔で迫ってくるように見えるんだろう。じっさいにはどの角度から見てもそこに悪意はないし、僕はそれに異論をはさむものではないけれど、でも正しいからってそれがぜんぶ善であるとは限らない。すくなくとも僕のなかでそれはぜんぜん別の問題なんだ。

まあいいや(←偉大な一言)。"Bygones!" ってリチャード・フィッシュならたぶん言うだろう。

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