2015年11月18日水曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その233


小林大吾さんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士が適当につけてくれませんでした)

Q: 久しぶりに人と会うと、毎回判で押したように「あれ、やせました?」と言われます。しかし実際のところ、体重は成人してからリンゴ3個分も変わっていません。増減するとしたらせいぜい用を足す前と後だけです。とくに困るようなことを言われているわけではないし、誰に相談しても同情してもらえない類の話ではあるのですが、あまりにしょっちゅう言われるのでいいかげん穴を掘って「うるさい!2度触れる前に消えてなくなれ!と吐き捨てたい衝動に駆られます。いわゆる「ロバ耳健康法」というやつです。そんなことならいっそここからさらにダイエットに励んで骨と皮だけになるか、もしくは皮も脱ぎ捨てて骨だけになったほうがよほど精神衛生上よさそうにもおもわれます。何しろ骨にはやせるも太るもありません。どこの誰だか見分けがつかなくなるのが心配なら後頭部あたりに大きく名前を彫っておけばこと足ります。その日の気分に合わせてペンキを頭からかぶれば、それだけでファッショナブルなじぶんを演出できそうです。100年たってもほとんど容姿が変わらないわけだから、ある意味永遠の若さを手に入れたことにもなるでしょう。読モあたりからキャリアをスタートしてもいずれは世界でただ1人のスケルトンモデルとしてパリコレ進出なんかも視野に入ってくるはずです。

(フラッシュを浴びまくる未来予想図にうっとりしています)

ただいったん皮を脱いでしまうとTシャツみたいに気軽に着替えるわけにもいかないので、なかなかふんぎりがつきません。何かの拍子に「前のほうがよかった」なんて言われた日にはショックで立ち直れない気もします。また「露骨すぎる」という文字どおりの理由で人から敬遠されるようになったりしたらそれこそ本末転倒です。骸骨もすてきだよ、と言ってくれる人はいるでしょうか?あと、骨だけに野良犬にしゃぶられる危険性はどのくらいあるのでしょうか?


A: 最近は野良犬を見かけないのでその危険はほとんどありません。




質問はいまも24時間無責任に受け付けています。

dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)


その234につづく!

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