2019年6月26日水曜日

安田タイル工業がタイルのタイルによるタイルのための広報紙を京都市内の地下鉄駅構内に掲示する話


お客様各位

タイル月報掲示のご案内

子鹿元年6月吉日


平素より格別のご高配を賜りタイルより分厚くお礼申し上げます。

弊社ではこれまで昼夜をおかず、寝てはタイル覚めてはタイルとことあるごとにタイルにうなされてまいりましたが、その甲斐あってか今ではやってもいない動画配信でチャンネル登録者数が100億人を突破、同じくSNSでも2.000000人を超えるフォロワー(弊社社員含む)を獲得するなど、道端にタイルのかけらが落ちていない日がないほどのいたわしい陶片インフルエンサーに成長いたしました。重ねてお礼申し上げます。

ことほどさように飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続ける弊社としましては、飛ぶ鳥を落とすだけでなく、なんなら炭火でおいしく焼きたい、焼き鳥うまけりゃビールもうまい、またその結果として世界が平和になるのであればそれにこしたことはないとの文字通り飛躍的な認識から、このたび祇園祭を見据えた6月24日から7月23日までの約一ヶ月間という長期にわたり、京都市内の地下鉄駅構内、具体的には四条駅烏丸御池駅にて「タイル月報」を掲示することになりました。



タイルのタイルによるタイルのための広報紙として盤石の立ち位置をキープしております弊社刊行のタイル月報は、隅から隅まで埋め尽くされた圧倒的な情報量とその不正確性、また徹底して無益でありながら読みすすめるにつれて有益な気がしてこないでもないことからかねてより同業他社様の信頼も厚く、創刊以来つねに高い評価をいただいております。

とりわけ今号は

・タイルであること
・タイルでないこと
・タイルらしきこと

といつになくトピックも充実、タイルジョークも随所でつまずく出色の出来映えと自負しておりますのでこの機会にぜひ足を止めご笑覧くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

掲示はすでに始まっているため、弊社専務に現地での確認を兼ねて記録のためのカッコいい写真を撮影してくるよう向かわせたところ





どうもカッコいいの意味をはき違えたらしく「そういうことじゃねえよ」的な写真が数枚に渡って送られてまいりましたが、ともあれこの救いがたい専務の後方にかろうじて確認できるのが件のタイル月報となります。

また先だって弊社の専務がSNSで申しておりましたように、



東京は新宿区某所に今夏オープン予定の「安田タイル工業 西五軒町支店」でもタイル月報を掲示もしくはそれに準ずる手立てを講じる予定です。床面積にして数センチ四方とはいえ、そこに行けば必ずあるのと、いつ行ってもないのとではやはり根本からして意味が違うとしみじみ感じ入るものがございます。

オープンの際にはまた改めてお知らせいたしますが、ひとまず胸の片隅にお留め置きいただければ幸いです。

今後とも弊社ならびに弊社タイル製品をご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

敬具


安田タイル工業 代表取締役風専務


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