2015年10月10日土曜日

いま最もその創造性に嫉妬せずにはいられない相手とは

そういえばすっかり忘れていたけれど、ひと月くらい前、企画、演出、デザインと毎回どれひとつとっても絶対に期待をうらぎらないサンシャイン水族館の大好きな特別展に足を運んでいたのです。

前回→「ぴちょぴちょカワイイ展
前々回→「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展

この超絶カッコよすぎるビジュアルに胸を射抜かれないなんてことがありうるものだろうか?


これだけカッコいいんだからポスターがあるはず!というかサンシャインエリアのあちこちに貼ってあるんだから売ってるはず!とおもって鼻息荒くたずねたら販売はないとの由、目に見えないちゃぶ台をひっくり返しそうになりました。

なんでよ!ぬいぐるみとかよりよっぽど手間要らずなのになんで販売しないの!してよ!といい年こいてジタバタと悲嘆にくれつつ、エスカレーターでしょんぼり帰るその途中、無人のフロアにもA0版の大きなポスターが貼ってあることに気づき、他に手段がないからしかたがないよな、と壁からぺりぺり剥がすところまでやりかけたのですが、すんでのところで天使が悪魔を制圧、よくガマンしたなと天使に肩を抱かれながら家路についたのでした。



世界最大の両生類(そのへんの小学生よりでかい)

とまあこのへんまではもちろん想定内です。つねに常識の垣根をひらりとかろやかに飛び越えてくれるサンシャイン水族館のことだから、水族館なのにジュラシックな密林が広がっていたり、水族館なのに魚以外の生きものが幅を利かせていたりしても、驚くにはあたりません。

むしろ驚きは密林を抜けたエリアにあったのです。


何 こ の 未 来 感 !



オウムガイのこの宇宙的造形……

太古の生き物をテーマにした展示で、まさか未来のイメージに針を振り切るなんて、目からウロコの逆転的発想にひれ伏さないわけにはいきません。流石すぎます。念を押すようですけどここ、博物館じゃないですからね。水族館ですからね。

というわけで、珍しい生きものを鑑賞できるのみならず、世界観をまるごと楽しめるごく小規模のテーマパークとして問答無用で毎回オススメしたい、そして僕がいまいちばんその創造性に嫉妬するサンシャイン水族館の特別展「ジュラシック水族館」は12日(月)までですよ!

ちなみにもう次の特別展も決定しているらしいのだけど、そのキャッチコピーがまた見事すぎてグウの音も出ないわたくし。


ついでに言うと日曜はオントローロ03です。忘れてません。


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