2008年6月17日火曜日

Bernerd Edwardsとテイ・トウワは似ているか?


鬱蒼と生い茂る緑に囲まれてヒヨヒヨと鳴く鳥の声を聴きながら、ベランダで放心しています。タバコの煙が揺れもせずまっすぐ上に伸びるので、つい息をひそめてしまう。気がついたら隣家の枇杷も熟しています。僕にとってはこれが春の終わりと夏の合図です。今年はずいぶん、のんびり来たな。

まるまる3日間におよぶ名古屋/大阪ツアーから、話の種をカバンにどっさりつめこんで、どたどたと転がるように帰ってきました。足をお運びいただいた皆々さま、本当にどうもありがとう!

とりわけ名古屋K.D JaponにおけるSUIKAライブの、常軌を逸した熱狂ぶりには圧倒されました。みんな興奮しすぎてライブ中にひとりずつ破裂していくんじゃないかと、端から見ていて心配になったくらいです。あの時間、あの空間をちいさな箱につめて持ち帰ろうとしても、たぶん真っ赤に灼けて持つことさえできないんじゃなかろうか。ユニークな個性でこれからがとてもたのしみなコトナはもちろん、1曲だけのセッションでありながら、キュートにして奇天烈な創作楽器とパフォーマンスでみんなの心をわしづかみにしたICHIさんには目をうばわれっぱなしでありました。僕はたしかちいさいころ、彼みたいな人になりたかったはずなんだけど、どうして今こんなことになってるんだろうな?

以前も質問箱でここに登場してくれたパン職人のベーキングパンダさんは、枕みたいに大きなカンパーニュを焼いてきてくれました。これ以上の贈りものはないです、本当に。ありがとう、ありがとう!みなさんで、ということでしたが、ゴメンほとんどぜんぶ僕が食べました。だってそりゃ、どう考えてもムリってものですよ!分けようとおもうそばから、指が勝手に僕の口へ放りこんでいくんだから。

ザ・フラワーズ御用達パン屋さん→Meister かきぬまs Backstube


そして余韻にひたる間もなく、その足で大阪へ。まっぴるまにもかかわらず多くのお客さんが来てくれてみんなニコニコでした。なぜかちびっこが10人くらいいて右へ左へと始終ピコピコ走り回る朗らかな雰囲気は、強風吹き荒れる嵐だろうと爽やかな五月晴れだろうと同じように味方につけることのできるSUIKAならではのものだとつくづくおもいます。スペシャルなゲストのウリョン君(cutman-booche)は包容力とカッコよさが同居するというか、その心やさしい人柄が随所ににじみでる、味わい深くもソリッドなライブでした。いい声してるなあ…。あの声が伸びたあとにのこるやわらかな余韻は、忘れがたいです。会えてよかった!

それでまた鰻谷sunsuiはサウンドの鳴りがびっくりするくらいファットで太いんですよね。何をどうするとあんな音になるんだ、いったい?じつを言うと100%クラブ寄りのサウンドは僕の耳にとってちょっと硬すぎることがあるんだけれど、ここの鳴りはめちゃくちゃ硬いのに弾むような反響がふくまれていて、じつに気持ちがよいのです。

そういえばMCで「大阪で演るのは2度目です」というようなことを話したら、あとで「KSWSと心斎橋タワレコのインストアを入れたら4回ですよね」と指摘された上に「愛がないです」と叱咤されました。忘れてた!返す言葉もございません。でもその4回を知っている人なんて僕をのぞけば、はなちゃん、君だけだとおもいます。前日の夜話ナゴヤ(!)はおろか、東京の夜話にも来てくれていたし、君の軽すぎるフットワークはいったいどうなっているのだ。ありがとう!そしてすみません。

その他とてもここには書ききれない、多くの人に支えてもらいました。またぜひ遊びに行きたいです。そのときはよろしくおねがいします。本当にありがとう!


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この旅いちばん意味不明だった会話


タケウチカズタケ:(とある曲の)プロデュースがBernerd Edwardsやねん。
タカツキ:え!テイ・トウワ!?まじで?


聞き間違いというレベルをはるかに超えた予想外のリアクションに、このあと車内を5秒ちかく硬直と沈黙が支配しました。というか、そのあと、どう二の句をつげばいいのか誰もわからなくなってしまったのです。あんなに絶句したカズタケさんを見たのははじめてだ。

念のため断っておきますが、これはアレサ・フランクリンをエドはるみと聞き間違えるくらいのディスコミュニケーションレベルです。

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