2025年です。
今年の初詣は、いろいろ考え合わせるとタイミング的には今しかないということで、聖地巡礼を兼ねて、ひざつき製菓に参詣してきたのです。
ここから聖地へとてくてく歩いてまいります。
栃木駅からも同じくらいの距離なのに数キロ北の新栃木駅を起点としたのは、宇都宮にある小さな山のてっぺんでジャンプするといったいくつかの野暮用があったからです。登山道に「閉山」とあったので尋ねたら「あ、登っていいですよ。きのう雪が降ったんで念のため閉めただけです。気をつけてね」と許可をいただいたのでバリケードを乗り越えて登りました。当然誰も登ってこないから貸切です。贅沢〜!
それはそれとして宇都宮駅では他所でお目にかからなかったレアアイテムを巡礼に先駆けて入手できたので、たいへん幸先のよい行程となりました。
突き刺すような冷え込みのなか、黙々と歩くうちに色濃く染まっていく美しい夕暮れを眺めながら聖地へと向かいます。周囲には誰も見当たりません。吐く息は白く、胸には自然と敬虔な気持ちが湧き出ずるようです。これを信仰と呼ばずに何と呼びましょう。
これが参道です。
ここからひたすらまっすぐ進むと本殿というかひざつき製菓なので、個人的にはこのあたりに大きな鳥居があっても良いとおもいます。
そして宿願の聖地と本殿に到着です。
そうは言ってもふつうに会社であり工場なので、神社の本殿と同じく、ここから先に立ち入ることは罷りなりません。心からの敬意を抱いて、控えめに柏手を打ち、懇ろに拝みます。どうかもっと東京に、具体的には生活範囲内の小売店に「雷光(旨塩味)」が入荷しますように!
また、工場という名の本殿に隣接して、直売店という名の社殿があります。惜しみないお賽銭はここで投じましょう。
小売店で売られている「雷光(旨塩味)」とは名前も装いも異なりますが、これは実質的に100%雷光(旨塩味)であり、実際に確認もできたので、もしどこかで見かけたら迷わず買ってください。
思い残すことはありません。年明け数日にして早くもいい1年だったと総括せざるを得ない勢いです。
工場に輝くタンクが霊験あらたかな御神体のようでした。今年もよろしくお願いします。
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