2009年2月12日木曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その84


真夜中に、自転車と原付で渋谷から池袋まで競争したら、測ったようにピッタリ同着でぶったまげました。自転車といってもクロスバイクなんだけど、それにしても見くびっていた。



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スーパーキャーさんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)どうもありがとう!「ワー」と「キャー」の上に位置する悲鳴の最上級表現です。



Q: 好きな洋服のメーカーやお店はありますか?



これはまた意外な質問です。いったいどれくらいの人が「へー」とおもってくれるか心配ですが、お答えしましょう。

どちらかというと古着屋さんにぷらりと立ち寄るかんじが多くて、新作を追うほど服に頓着はしていないのだけど、「あ、コレすてき」と手に取る服がどれもアバクロだったことにびっくりしたことがありました。忌々しいくらいぜんぶアバクロなの。なんだか手玉に取られているようで釈然としないくらいです。好きなんだからしかたないじゃないかと思いながら、手に取って「くそ、これもか…」と複雑なきもちを抱いています。ご存知のかたには容易に想像がつくとおもいますが、アメリカンイーグルも同様です。デザインやかたち、生地の風合いとかもろもろのバランスが自分にいちばんしっくりくるんだとおもう。あと、何がだいじといって高度な着こなしをスキルとして持たなくてもそれなりに見せてくれる懐の広さほどだいじなものはありません(僕にとっては)。

数年前の正月休みに町田のとある古着屋で、引いたくじによって10%、30%、50%、70%(!)と割引率が変わるセールをやっていたのだけど、ボンヤリ引いたら「店内全品70%オフ」を当ててしまい、目が回るほど大量の服を買いこんだことがあります。店内にあるすべての服が3割の価格で買えるんだよ!あれほど幸せな古着体験ってちょっと他にないです。

…という理由でそのお店に好感を持っているのですが(もちろん置いてある服も好きなのが多い)、さすがにそんな理由で好きだと公言するのもいささか憚られるものがあるのでお店の名前は控えます。今もあるんだろうか?



A: アバクロです、主に(なぜ声のトーンが下がるのか?)



レコードにしても本にしても、基本的にぜんぶ同じベクトルですね。よく考えたら。



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dr.moule*gmail.com(* を@に替えてね)


その85につづく!

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