2022年8月26日金曜日

押し入れにあることを知っているが知らないふりをして驚いてみせる話


たとえば押し入れを開けたら誕生日プレゼントらしきものを見つけてしまったけれども、全然知らなかったことにしてさも当日初めて知ったかのように振る舞うといった光景は、人生においてはよくあるハートウォーミングな一コマです。

それと同じように、何らかの超自然的な見えざる力によって実は先週から一部というか7割方解禁されていたらしいのだけれども27日解禁ですと言い張っていたために今さらちがいましたとも言い出せずまあ広い宇宙にはそういう世界線もあるだろうということにしてしれっと待ちわびていた「アグロー案内 VOL.2」がいよいよ27日(土)午前0時に解禁となります。


すでに解禁されていることなど歯牙にもかけず律儀に午前0時を待つもよし、何ならちょっと早まったサプライズとして堂々と楽しむもよし、なぜか1曲だけ最後の最後まで伏せられているけれども、どちらかといえば伏せなくていいほうをきっちり伏せているので全体としてはもはや差し障りもありません。

しかし実際のところ、これ以上は発信できることないし困ったなあと思い悩んでいた僕にとって、この渡りに船とも言うべき不測の事態は全力でウェルカムです。何ならよくやってくれたと何らかの超自然的な見えざる力を讃えてやりたい。

そんなわけで兎にも角にも解禁を寿ぎつつ、次回は作中で聞かれる「やあ、どうも。蕨市に行ってらしたんですね?」という不可解きわまりないセリフについて説明しましょう。

楽しんでもらえますように!

それにしてもHow to enjoy getting lost(迷子の楽しみかた)」をサブタイトルに掲げる作品それ自体が公開までの一本道で迷走するとか、最高じゃないですか?

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