2020年12月26日土曜日

2枚のタイルは慰安旅行の夢を見るか?

ソーシャルディスタンスの図

2020年はなんというかまあ、人類史上稀に見るレベルでいろいろあった、まさしくそのためにどこもかしこもいろいろなかったというか地球規模でぜんぶ丸ごと水泡に帰した1年であり、それどころか今なおその渦中で解決の糸口がまったくと言っていいほど見えていないわけですけれども、それでもしいて言えば安田タイル工業的にはひとつ、わりと大きなニュースがありました。

去年の秋ごろ完成した安田タイル工業待望の支社ビルに先月だかいつだったか、弊社専務がとうとう視察にやってきたのです。 




 遅えよ。できたの去年だぞ。
 
世界に向けて遠吠えを! 

何年たってもスタートアップなルームランナー的足踏み先進企業、安田タイル工業がパーッと派手にあれこれやってやった気になる季節が今年も巡ってきた!2019年12月以来となる今回も、専務と社員、総勢2名の大所帯で

 繰り出せるはずもありません。 

世界各地で移動を制限される大禍の、今がまさにど真ん中です。謹慎という単語が辞書にない安田タイル工業でさえこの状況下における「いいからパーッとやろうぜ」な姿勢が不謹慎きわまりないことくらいさすがにわかります。鼻歌まじりで慰安旅行など、常識的に考えてとてもできるわけがありません。 

※これまでの年末興行については以下をご参照ください。
2010年
2011年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年 前編
2018年 後編
2019年

実際のところ弊社の慰安旅行は観光地どころか人類との接触を極力避ける傾向があるし、会食に見えて専務と主任がふたりとくに話すこともないまま黙々と箸を口に運ぶだけだし、旅行というよりむしろ唯一にして無二と言えなくもないくらい全集中の呼吸、じゃなかった全事業中のウェイトをほぼこれだけで占めるほど重要かつ空虚な業務です。だいたい思い返してみればハッピーだったためしもついぞありません。

 しかしそれでもやはり躊躇われるものがあります。また良識ある大人としてもそうあるべきです。何と言ってもわれわれは世界中のタイルを導くための規範、ロールモデルであらねばならないという、忽せにできない重い責務を負っているのです。

急かずともそう遠くない未来にはまた大手を振って旅することになるでしょう。明日も必ず日は昇ります。われわれはただ目を閉じて、その日が来るのを夢見ていればよいのです。

旅する夢を見ています

焼きスパムの夢を見ています
(注:写真はイメージです)

まだ焼いています
(注:写真はイメージです)

ちょっと燃えすぎた夢を見ています
(注:写真はイメージです)

レアな交通系ICカードの夢を見ています
(注:写真はイメージです)

不可視トイレの夢を見ています
(注:写真はイメージです)

用が足せるバイクの夢を見ています
(注:写真はイメージです)

自転車の夢を見ています
(注:写真はイメージです)

モテそうな夢を見ています
(注:写真はイメージです)

鮮烈な夕焼けの夢を見ています
(注:写真はイメージです)

全社員が集結する夢を見ています
(注:写真はイメージです)

ソーシャルディスタンス

ソーシャルディスタンス

海峡の夢を見ています
(注:写真はイメージです)

電話する夢を見ています
(注:写真はイメージです)

海中トンネルの夢を見ています
(注:写真はイメージです)

ある県境の夢を見ています
(注:写真はイメージです)

乗客がわれわれしかいない船に乗る夢を見ています
(注:写真はイメージです)

星の王子様になる夢を見ています



日本海の夢を見ています
(注:写真はイメージです)

雪が融け残る夢を見ています
(注:写真はイメージです)




♪パ〜パラララ〜(エンディングテーマ)


飽くなき探究心と情熱を胸に、安田タイル工業は今後も逆風に向かって力強く邁進してまいります。ご期待ください。

安田タイル工業プレゼンツ「慰安旅行に行ったような気になる話、もしくは夢」 終わり

2 件のコメント:

  1. イメージ写真のおかげで、あたかも我が県にお二人がいらっしゃったかのような嬉しい気持ちになりました。
    早く気兼ねなくあちこち行き来できる世の中になって欲しいです。

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  2. > Unknownさん

    僕もすごく楽しんだような錯覚を覚えました。
    もうすこしの辛抱、だといいですね。
    いつもありがとう!

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