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2008年6月8日日曜日
ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その54
もう6月も半ばに届くというのに隣家の枇杷がいまだに青くて、気をもんでいます。こんなに遅かったっけかな?実そのものはたわわに生っているのでもうすこしだとおもうんだけど、じらすなあ。
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こないだの古川耕特集でも質問をくれたひよこ豆さん、その際じつはもうひとつ質問をくれていたので、お答えします。
Q: ホンダさん家のアシモ君が もうちょっと魅力的になるためには なにをしたらよいのでしょうか?
彼はたぶん、じぶんがロボットであることをいささか自覚しすぎなんじゃないかと僕はおもいます。メカだからくしゃみをしちゃいけないとか、オフィスラブはご法度だとか、まあそういうことですね。べつにそういうことをしたからといってホンダ家を勘当させられるわけでもないだろうし、かえって株が上がるくらいのものだという気がするんだけれど、どうも生真面目なきらいがあるというか、じぶんを律しすぎるところがあるというか、面白みに欠けていけません。ユーモアを勉強するとなったら図書館で「世界のジョーク集」を借りてくるタイプです。いくら鉄でできているとはいえ、身も心も堅すぎる。
とりあえず、夏もちかいことだし、海にでも行くというのはどうでしょうね。ちょっと白すぎる気もするし、このさい皮がむけるくらい日に焼けてくればいいんです。うまくすればギャルにモテモテというようなこともあるかもしれません。おもってもみなかった自分の一面に気がついて、積極的にナンパしはじめるとかね。そうなればしめたものです。ホンダ家から勘当される可能性もなくはないけど、人生なんてドロップアウトしてなんぼですよ。
A: 真っ黒に日焼けしてみる
ここまで書いて気がついたけど、この質問ムール貝博士宛でした。勝手に答えてすみません。こないだマライアの新譜を買ってくるといって外出したまま、まだ帰ってこないのです。
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dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その55 につづく!
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