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2008年2月5日火曜日
ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その14
フランスピンレコーズのポエトリ担当totoさん(SUIKA)のこどもが昨日の夕方、ぶじ生まれたそうです。たしか年賀状にはすでに新しい子の名前が書いてあったはずなのだけど、わすれてしまった。おめでとう!僕は今日もここで紙屑に埋もれています!
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第4回で登場してもらった「テリーヌかとおもったらスパムじゃないか!」さんからふたつめの質問です。
Q: 雪かきを楽しく行う方法を教えてください。
こないだふったけちな雪のことを「ガトーショコラみたい」と書いたら、「北海道はショートケーキをとおりこしてウェディングケーキさながらです」と、積雪画像を2枚送ってくれました。まっしろだ!どうもありがとう。そしてすみません。東京ではあのあと、ハンドボールの予選仕切り直しみたいな感じでもう一度ふり、あちこちの家の前にぶさいくな雪だるまが並ぶくらいには積もりました。
そういえば雪だるまって、雪国の人はつくるんだろうか?わりとふつうに積もるものだとしたら、だるまなんかいちいちつくってられないと思うんだけど、どうなんだろう?
あと、近所の雪だるまには耳があって、ハッとしました。耳があるというだけで妙に生々しい。だるまに耳をつけようなんて思ったことなかった。
しかし、雪かきはたいへんですよね。見た目どおりにもっとふわふわしてればいいのに、図々しいくらい重たいし、だいたい僕らが空を飛ぶことができないのに、積もり積もったこいつらが空からふってきたなんて、そんなバカな話があるかとおもう。こっちだってたまには空からひらひら、舞えるものなら舞いたいっつんだよ。
いくつか考えてみました。
1. 雪だるまを100体つくったら、じぶんの名前に「V3」がつく(ことにする)。
2. おおきな松明に火を点して、呪いみたいにじわじわ融かす。
3. 雪玉をにぎっては打ち、にぎっては打ちの1000本ノックで甲子園に出る。
4. 「おまえ将来どうするつもりなんだ」と腹を割って話し合う。
5. 色っぽくせまれば、赤面してみずから融ける(とおもう)。
6. 最高裁まで争う。
7. 「**の雪」とてきとうな名前をつけて売る。
8. じぶんから別れを切り出す。
どれもわりと有効な気がしますが、それでもダメなら、除雪車の「けいてぃー」を呼びましょう。「ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ」という感じで来てくれるはずです。彼女がいれば百人力だし、ついでに元気もわけてもらえます。
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あれ?また雪がふってきた。しまった、かんづかれたか?
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その15につづく!15?
いつも素敵な回答ありがとうございます。
返信削除雪国のこどもは降り始めの11月にだけ雪だるまをつくります。
本気の雪はパウダースノーなので雪だるま作成向きじゃないのです。
そのときは積もった雪でかまくらをつくっていました。
今年の雪とは腹を割って話し合ってみたいとおもいます。じっくりと。
テリーヌかとおもったらスパムじゃないか!さん、こんにちは。博士につけさせといてなんだけど、ペンネーム長いですね。
返信削除しかし本気の雪では雪だるまはつくれない!という衝撃の事実には動揺を隠せません。そうなんだ…。世間知らずですみません。でもこれでまたひとつ賢くなった気がする!
雪との話し合い、裁判沙汰にならないことをいのります。何しろ冷たいですからね。