2007年11月8日木曜日

しずかな船出、夜夜中の航路

プカプカドンドン。100円を拾いました。お金を拾ったこと以上に、いつもつれない運命の女神(ツンデレ)がうっかり浮かべた微笑を目にしたようで、うれしいというか胸キュンというか単細胞でごめんなさい。

葉っぱの色づく、おだやかな季節になってきましたね。気持ちのよい秋晴れがつづいて、今日もねむたい。

毎回ここの、右上にぽこっと載せる写真になやむのです。なくてもいいけど、あるとホラ、画面が華やかになるでしょう?なんだっていいから撮りゃいいようなものだけれど、デジカメは持ってないし、わかってます、みんなケータイで撮ってるんでしょ。でもね、僕のケータイはアンテナという太古の部品がついていてですね、指でピヨンて伸ばすあの…え、なに今のケータイってアンテナついてないの?マジで?ちょ、みせて、うわっホントだ!ねえねえ(他の人のところへ行く)、ケータイさ、あっこっちもない!ていうか、え?みんなついてないじゃないか!イヤー!恥ずかしい!おじちゃん恥ずかしい!

アンテナ関係ないじゃないとお思いですか、つまりそれくらい古いということはですね、写真を撮ってもメールで送信できるのはサムネイルだけなのです。せっかくみんなが写真を送ってくれても、自動的にサムネイルにされてしまうので、ちっこくて結局何だかよくわからないことが多い。だって、親指の爪ですよ。ちっこすぎる。

そういうわけなので今日は画像はありません。僕がいちばんしょんぼりです。さみしい。あとで貼りつけるかもしれないですけれど。それよりとっとと更新したほうがいいに決まってら。

 *

それはそうと、きのうは発売日でした。めでたい!もともとドカンと広がるタイプのモノでもないので、なんというか、ゆったりとした新たな船出です。なかなか乗り心地の良い快適な船がつくれたとおもうんだけれど、みんな乗ってくれるかしら。2年半も前につくった小船も、転覆せずにいまだゆらゆらと大海原を漂っているようです。すごいな!

待っていてくれた人、聴いてくれた人、買ってくれた人、ありがとう。ひとりではいくら手を伸ばしても届かなかった距離が、あなたと手をつなぐことで届くようになりました。

詩人の刻印から船に乗った人も、イカダとみまがう小船から乗ってくれている人も、またもうしばらく、お付き合いくださいませ。ありがとう。

じゃ、参りましょうか。船長はどこだ?

6 件のコメント:

  1. とてもとてもすてきなアルバムでした。
    毎日3回くらい聞いてます。

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  2. やった!うれしいです。こんなふうにお互いよろこびを半分こできるって、ちょっといいですよね。つくってよかったなあ。

    しかし毎日3回ってすごいですね。食後のクスリみたいだ。どうもありがとう!

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  3. アルバム聴かせてもらいました。
    1/8,000,000とはまた違った世界ですが、本当に楽しませてもらいました。

    言葉の力を感じる事が出来た気がします。
    『アンジェリカ』と『蝸牛の憂鬱』がとても好きです。

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  4. こんばんは。
    アンジェリカをよろこんでくれる人が意外に多くてじつはびっくりしています。前回の雰囲気からもっとも対極にあるような曲だったので、そう言ってもらえてよかった!こんなふうに好きな曲を書いてもらえるとすごく楽しいです。どうもありがとう!

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  5. 落ち込んでいたところに、
    ラジオから手漕ぎボートが流れてきて、
    救命されました。

    じわりじわりと効きます。

    テンポは速いのに、じわり、じわり。
    そんな感じです。

    このアルバムに出会えてよかったです。

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  6. 遅くなってごめんなさい!
    ラジオから来てくれたんですね!うれしいです、すごく。
    書き込みからずいぶん経ってしまったけれど、ご機嫌はいかがですか?天気もいいし、外に出よう!

    とおもって出たらものすごく寒いじゃないか。困ったな。

    乗船ありがとう!

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