黄身たちはどう焼けるかさんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)
Q. 自分の好きな子に熱中症をゆっくり言わせると?
なんというかこう、いろいろと考えさせられる質問です。「お巡りさんをグーで殴ると?」と同じくらい、どうなるもくそもない感があります。
もちろんこれは「ね、チューしよう」に聞こえるよ!という話なわけですが、髪だけでなく体毛も白くなり始めたしおしおの中年男性としては地蔵のように石化して無にならざるを得ません。悩みでもあるのか、よかったら相談に乗るぞ、と赤い前掛けをつけた地蔵のまま耳を傾けたい。
たとえば好きな子に熱中症をゆっくり発音してもらうことに成功し、言わせた側が興奮し、好きな子に「これが何なの」と怪訝な顔をされてもお茶を濁してそそくさと退散し、物陰に隠れて乱れた呼吸を整える、もしくはそれを最初から最後まで妄想する話としてはよくわかります。おそらく誰でも一度は通りそうな道です。わかるけれども、この話をおっさん相手にするのは明らかに、かつ大いに問題があります。地蔵として相談に乗る所以です。
意図するところを紐解く必要があったのでやむを得ずちょっとここに来てお座りなさい的なことになりましたが、とはいえ実のところ、チューよりも先に思い浮かんだ情景があるにはあります。
文字で表すとこうです。
「熱……中…!症っ……!」
ざわ…ざわ…
「ククク…」
A. 好きな子が賭博黙示録カイジになります。
*
質問はいつでも24時間無責任に受け付けています。
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その398につづく!
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