僕は昔から誤字とか脱字、文章のてにをはにわりと神経を使うタイプです。1文字2文字をミスったところで全体としては何の影響もないとわかってはいるのだけれど、直せるなら気づいた時点で直す習性があります。
ところがそんな習性がここ数年、だいぶゆるやかになってきているのです。たとえばこないだ新しいトートバッグのデザインをTRINCHに、あっ
そうだ今トートバッグが全品500〜700円OFFです。そうだったそうだった、よかったら見てみてね。
そこで「博愛の超強力接着剤モチダイン」をうっかり「博愛の超協力接着剤モチダイン」としてしまったことにしばらくしてから気づいたのだけれど、あわてて直すどころか「博愛なんだからむしろ協力でいいじゃないか」とそのまま放置している始末です。大らかになったものだとおもう。
なぜ藪から棒にこんな話をしているのかというと先週、満を持して発表したアグロー案内 VOL.4の配信日に誤りがあったからであり、さらに言うとそれを、来週訂正すればいいかと放置して今日になったからです。誰にも気づかれないくらい多くの人にご覧いただいているのに、不甲斐ないことでまことに申し訳ありません。改めてお知らせすると、
アグロー案内 VOL.4の配信開始は2月25日(土)の0時です。
そして肝心のトラックリストはこちらになります。
アグロー案内における主人公が山本和男であるのは今さら申し上げるまでもないとして、次に注目してほしいのはやはり「ジョシュア」の2023年版…と言ってももともとがライブ用にこしらえた一編だったので、実際にはこれが初の正式なリリースとなります。感無量というほかありません。
そしてこれは僕にとってこれまでの20年とはフェーズが完全に変わった、掛け値なしにエポックメイキングな一編です。
ふつうにリーディングをしているように聴こえるとおもうけど、ふつうにリーディングをしているように聴こえることがまずすごい。何しろトラックがオリジナルとまったく異なるアプローチだったので、これまでのやり方ではリーディングをどうやっても合わせられなかったのです。まさかワンフレーズずつ位置を探りながら録音することから始めるとは思わなかった。
しかし結果として、まるで初めからこうだったかのように自然でとても美しい、完璧な一編に仕上がっています。
どう聴いてもそんな特別なことをしたようにはとても聴こえないこの一編がなぜ僕にとって革命とも言えるほどに画期的だったのか、これができると一体何が変わるのか、それはまた次回に改めてお話ししましょう。
たぶん数人しか興味ないとおもうけど、数人いてくれれば十分です。
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