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2009年1月26日月曜日
大団円を迎えた2009冬季鍋リンピックのこと
フラインスピンレコーズのライブに多く足をお運びいただいているご家族から、タケウチカズタケとのピンポンダッシュ的インストアライブ@新宿タワレコ終了後に差し入れとして自家製の野菜を数十キロいただいたのです。
数十キロですよ。
いやまったく、ライブそれ自体の話よりもその後の話から始めることになるなんて、いったい誰が予想し得たでありましょう。枕のような白菜を3株、ラガーマンの太ももみたいな大根を7本、その他カブ、ブロッコリー、水菜とこう書けば、いくらなんでも数十キロはないだろうとおもわれるかもしれないけれど、
どの野菜も実がみちみちとつまっていて、本当にそれくらいあるのです。少なくとも電車で持ち帰れるような量では到底ない。差し出されたこの大地の恵みに僕らは目を疑い、感動に身をふるわせ、また思わず天を仰ぎ見たものです。感謝してもしきれない。これ以上の贈りものが他にあるだろうか?何しろこの日、このタイミングで僕らがランプの精に乞い願うたったひとつの望みがあったとすれば、それこそ新鮮かつ大量の野菜に他ならなかったのだから!
僕らはそれを誰にも話していないし、また誰にも知りようがありません。にもかかかわらずなぜこの奇跡は起こりえたのか?そしてたしかに、それはひとつの奇跡であったと今なお思い返して驚かずにはいられないのです。
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話は10日前にさかのぼります。
タケウチカズタケから志を同じくする人々に向けて一斉送信されたメールにはこうありました。
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> “3種類の鍋(理想は5種類)を正々堂々と披露しあって、
> その味と健闘を称える会”、その名も「鍋リンピック」、
> 4年に1度の祭典を開催したい季節が到来した、
> と思うんですけどぼちぼちやりません?
> 誰かの家で・・・小林大吾の家で。
エントリー鍋:
・豆乳鍋……古川耕(東京)
・水菜と豚肉をひたすら食べる鍋……武内一武(神奈川)
・納豆を入れたチゲ鍋……武内梨永(神奈川)
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なんでウチが名指しなんだという個人的な絶句はともかく、そうして決定した開催日こそインストアライブの翌日、1月25日の日曜日だったのです。
参加メンバー:
01. タケウチカズタケ(SUIKA)
02. タケウチリエ
03. 古川耕
04. 古川睦
05. ALI-KICK(Romancrew)
06. 将絢(Romancrew)
07. DJ TOKNOW(Romancrew)
08. タカツキ(SUIKA)
09. ATOM(SUIKA)
10. 小林大吾
11. ミス・スパンコール
この人数…。
ひとつの鍋ではなく、3種類の鍋を1部屋に持ち込み、総勢11頭の飢えた野獣どもが貪り喰らうダイナミックな祭典…どっさりと供された数十キロの大地の恵みを前に、感激した僕らが天を仰ぎ見たのもムリからぬこととこれでお察しいただけましょう。数十キロの野菜をプレゼントしてもらうことと、11頭もの獣が1部屋につめこまれること、どちらか片方ならまだしも、そのふたつが折よくたまたま重なる機会なんて、そうそうあることではございませぬ。
頭に落ちてきたら脳震盪ではすまなそうな重みをもった立派な白菜の、みずみずしく甘いことといったら、みんなそれだけを生でぱりぱりと食べていたくらいです。ライブを終えたその日の夜に僕が煮た大根は思いのほか好評であっという間になくなってしまいました。2009年冬季鍋リンピックが熱狂と歓喜のうちに幕を閉じることができたのは、何にも増して差し入れいただいたこの美味なる野菜のおかげです。ほんとうにありがとう!
鍋リンピック2009冬 - 公式テーマ
by INC(International NABE-lympic Committee)
しかし天下のロマンクルーがウチに鍋をつつきに来るとは思いもよらなんだ。
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