2008年3月7日金曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その32


3月15日(土)のインストアライブ@新宿タワレコに来ると、かなり豪快なばらまきが行われるという、聞き捨てならない情報が入ってきました。ちょっと手順がややこしいのが玉にキズですけど。

えーとすくなくとも、

1. ライブがタダで観られる。

それからこれは先着何名と限定されるようですが、

2. 早く行けばSUIKAの新譜「カッコいい」のMIX SAMPLER CD-Rがもらえる。

さらに、

3. 当日までに新宿店で「UNDER THE WILLOW」を買うとついてくる整理券があれば、さらにアウトテイク集「オマケ WILLOW -panda-」がもらえる。


けっきょく何がもらえて何がもらえないのか僕もいまいちよくわからないのだけど、なんだかいろいろおトクっぽいという感じだけはひしひしと伝わってきます。大盤振る舞いというか、銀盤振る舞いというか、これだけあればむしろ小林大吾のライブいらなくね?


 *


ラジオ体操交響曲さんからのしつもんです。(今回は博士ではなくご本人によるペンネームです)どうもありがとう!



Q: 夜が終わると本当に朝が来るのか?と毎日疑問に思うのですが、結果、例外なく朝は来ます。これ、例外ってありますか?




残念ながらと言うべきかそれとも、心配無用と言うべきか、例外はいっさいありません。遅刻してきたり、三歩進んで二歩下がるといった不審な挙動が見られることはあっても、(契約上)朝はかならず来ることになっているのです。急病かなにかで定時に昇れない場合には、代理の太陽が駆けつけるよう手筈もきちんと整っています。その点ぬかりはありません。僕も太陽系に就職したことがないからなんとも言えないけれど、数十億年ものあいだ毎日欠かさず昇っているのだとすれば、勤務形態はおそらくシフト制です。4週8休残業アリ、かどうかはともかく3人しかいないように見えるBlue Man Groupが実際には40人くらいいるのと同じです。さらにもう一歩、世界のしくみに踏みこんで言うならば、太陽とて、沈めば家でちびちびと晩酌をたしなみ、酔えば女房のくちびるに見とれる、しがないいち勤め人にすぎないのです。古事記を読みながら天岩戸のくだりで苦笑いする夜もあるだろうし、定年になったら銀河の外へ旅に出ようと、夫婦で第二の人生を思い描いているかもしれません。げに美しきはめおとの愛かな、というかなんというか、そんなまとめかたも質問に対してアレですけども。



A: たゆまざる不断の努力によって、昇る朝日に例外はありません。



一度だけ、このまま朝が来なければいいのにとおもったことがあります。もう10年以上前のちょっとせつない話です。そのときも朝はいつものように満面の笑みを浮かべてやってきたし、いつだってニコニコと燃えさかる朝日に繊細な気遣いをのぞむほうが馬鹿げているとつくづくおもったことでした。だからもしこの先、スポンサーがおりたとかチケットが売れ残ったとか他のどんなにのっぴきならない事情であれ、朝が来ないなんて日が一日でもあれば、O.J.シンプソンの弁護士をやとってでも訴えます。甘酸っぱい青春の1ページをとりもどすべく、最高裁までとことん争うつもりです。




 *


だんだん自分でも何を書いているのか、わからなくなってきている気がします。



dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)



その33につづく!

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