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2008年1月29日火曜日
ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その8
前回を読み直したら「その7につづく!」とありました。だれも気づいてないとおもうけど、この独り相撲感はちょっとやるせないです。
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すてきなタイミングで名古屋から!
昼下がりの団地妻さんからのおたよりです。(ペンネームはムール貝博士がてきとうにつけています)刺激的ですね。
おっと。ケータイからもギリギリ読めますよ!という報告が入ってきています。ありがとう!でも読みづらそう。いちばんいいのは、学校とか仕事から帰ってきて、ひとっ風呂あびたあと、ビールでも飲みながら「博士、博士」とかそんな感じですよね。何言ってるのかよくわからないけど。
Q: この間のブログでコーヒー愛についてあったとき、思ったんですけど、大吾さんはブラックで飲まれるのですか?
何気ない会話みたいで、こういうの大歓迎です!即物的に答えれば「そうです」の一言でおわってしまうけれど、そこをこう、つむいでいくのが会話というものじゃありませんか。これこそコミュニケーションの醍醐味ですよ!
そういえばずいぶん昔、女の子の家に電話して「シャラポワさん(仮名)いらっしゃいますか」とたずねたら「いますけど」とだけ返ってきて、取り次いでもらうまでに数秒間、奇妙な沈黙につつまれたことがあります。たしかに受け答えとしては何ひとつまちがってはいないけど、でもちがうの!そうじゃないの!意を汲んでちょうだい!だって、わかりそうなものでしょう?僕は彼女と話がしたいんです!
よけいなトラウマのふたを開けてしまった。お答えしましょう。そうですね、えーと
A: そうです。
500ccのカップ(デフォルト)でも足りないくらい渇ききっているとき、半分くらい飲んでから牛乳をどぶどぶ注いで元の量に戻したりすることはあるけれど、基本的には真っ黒なままです。よく考えたら牛乳足すと750ccも飲むことになりますね。砂糖は入れません。糖分がほしいときはお菓子でとるのです。
あ、博士にもきてますね。
Q: あと、ムール貝博士は蜂蜜を入れるってきいたんですけど、それは本当ですか?
「ということなんですけどね、博士」
「ほんとだよ」
「へー」
「はちみつというか、王乳だけどね」
「王乳ってなんですか」
「ロイヤルゼリーだよ」
「博士、それははちみつと似て非なるものです」
「何しろ女王のお召しものだからな」
「だってロイヤルゼリーってべつにおいしくないでしょう」
「おいしいよ。甘いもの」
「それははちみつですよ!」
「じゃあはちみつ」
「どこまでてきとうなんだ。どれです?」
「これ」
「はちみつって書いてあるじゃないですか」
「ホントだ」
「でもなんか、シンプルな瓶ですね」
「玉川大学で買ってきたんだよ」
「大学?」
「玉川大学はミツバチ研究で世界的に有名なんだよ」
「そうなんですか」
「気のない返事だね」
「だって、他に言いようがないですよ」
「ネイチャー(Nature)誌にも載ってるよ。ほら」
「なんの記事ですか?」
「スズメバチを撃退する方法だね」
「ミツバチが?」
「そうそう。このやりかたがまたじつにえげつない」
「えげつない?」
「集団で1匹を蒸し焼きにするんだよ」
「蒸し…え?どうやって?」
「こんなかんじで」
「うわっすごいなこれ」
以下自粛
A: 本当です。
ちなみに玉川大学のはちみつも本当です。
昼下がりの団地妻(未婚)さんが選んでくれたのは、おや。前回につづいて「蝸牛の憂鬱」ですね。すごくすごく悩んでくれたみたいです。どうもありがとう!僕がアンパンマンなら顔ごとあげたい。ていねいに感想を書いてくれていて、いつくしむように読みました。元気出る!
それから、「名古屋にきたらシロノワールを」とメールにはあったのですが、これがすごく気になります。シロノワールってなんだろう?シロとあるのに、ノワール(noir)は黒だし、何が何だかさっぱりわからない。白黒ってなんだ?食べものだとゴマ塩くらいしかおもいつかないけど、飲みものっぽい気がする。
というわけなので昼下がりの団地妻(未婚)さん、サルでもわかるくわしい解説をおねがいします!
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さて、ほぼまいにち怒濤のように更新される質問箱、メールは今宵もエサをねだる小鳥のごとく、貪欲にお待ちしています。今のところ返答率100%です。
dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)
その9につづく!(9だよね?)
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