2016年7月31日日曜日

「オントローロ 07」予約受付のお知らせ

当日、手首に自傷らしき跡があってもそれは木登りによるスリ傷です。安心してご観覧ください。


オントローロ 07&08 @渋谷 Flying Books
07:2016/08/21(日)
08:2016/09/04(日)※08/14より受付
open: 19:00 start: 19:30
fee: ¥2,500(1ドリンク付) 各40名

 12:00になるとお申し込みが可能になります

※「08」の受付は8月14日(日)からです。

※「07」と「08」の内容は100パーセント同じです。できればどちらか1日をお選びくださいませ。

※仮に完売となっても、何らかの事情で撤回される場合があります(というか毎回かならずひとつふたつ空きが出ます)その際はおそらくPassMarketの表示が「チケットを申し込む」に戻りますので、ときどきチェックしてみてください。


オントローロとは「よむ(読/詠)」ことに主眼を置いた、無精髭の無精髭による無精髭のための剃り残し、もしくは剃刀負けとおぼしき独演会です。

過去4枚のアルバムから新井式回転抽選器で選りすぐった楽曲はもちろん、ここでしか聴けないエクスクルーシブな音源、よく聴くとバドパウエルの唸り声に似ていると評判のアカペラ、そこそこおもしろい話や実際のところそうでもない話、書物の紹介やときにはバナナの叩き売りなど、ともすれば胸焼け必至の並外れて贅沢なショウタイムをたっぷりとお楽しみください。

2016年7月24日日曜日

KBDGプレゼンツ「オントローロ 07 & 08」のお知らせ


すべてを詳らかにする正式なお知らせは近々こちらで発表いたします!Don't miss it!と白い歯のきらりと光る笑顔で親指を立てながら派手にアピールしたはいいものの、いつまでたっても一向にその気配がないまま、気がつくと日々がまた川のようにさらさらと流れているのです。

つらつら考えるに、日取りは漏らしてしまったし、場所は同じFBだし、しいて変更点を挙げるなら予約方法くらいだけれどそれも一言添えておいたし、グラフィックすらTRINCHで先に公開してしまっています。詳らかも何もこれ以上とくに詳しくする部分がいったいどこにあるというのか、もはや正式なお知らせの立つ瀬などどこにもありません。

そんなオントローロ 07 & 08 のお知らせです。


オントローロ 07 & 08
@渋谷 Flying Books

07:  2016/08/21(日) 予約受付 07/31 12:00〜
08:  2016/09/04(日) 予約受付 08/14 12:00〜
以下、両日とも同じ
open:19:00 start:19:30
fee ¥2,500(1ドリンク付) 各40名

※「07」と「08」の内容は100パーセント同じです。

・予約の方法は、今回からPassmarketになります。
・予約の受付開始は「07」が 7月31日(日)の正午から、「08」が 8月14日(日)の正午からです。
・受付開始日の当日、このブログの最新エントリに専用のリンクを貼りますので、そちらからお申し込みくださいませ。


「オントローロ」とは、よほどのことがないかぎり最初から最後まで徹頭徹尾僕しか出てこない、「よむ(読/詠)」ことに軸足を置いた独演プロジェクトです。これまでにリリースしたアルバムや今となっては泡沫の夢におもえる「パン屋の1ダース」からの楽曲はもちろん、小品的テキストや世に数多ある名文の朗読、日々がちょっと豊かになる興味深い書物の紹介、を含むすちゃらかトーク、またここでしか聴けないエクスクルーシブな音源(今のところオントローロ限定の作品も)と、あれこれ詰め合わせてお届けします。思いつくままに書き散らしているのでわれながら他人事のように「へー」と感心しないでもないですが、まずだいたいこんなかんじで間違いありません。古今東西の書物に囲まれながら、ヒゲ面の中年男性がひとり右往左往する様を眺めて和むまろやかなひとときをこの機会にぜひ一度、ご賞味くださいませ。

参考までに前回終了時のエントリはこちら→「全裸はいいけど顔出しはNG的な線引きの話を歳末に」

2016年7月21日木曜日

TRINCHセール夏だよTシャツ編のお知らせ

大事な告知をうっちゃったまま、ちょっと耳寄りなお知らせです。KBDGのグラフィックサイドであるTRINCHのTシャツが本日11時から7日間、全品500円OFFになります。


TRINCH

対象期間:7月21日(水)11:007月27日(水)18:00
割引額:Tシャツ1枚につき500円OFF

それに伴い、これまでずっとすっぽ抜けていたオントローロTシャツと、水茎と徒花Tシャツを各2点、計4点追加しています。正式な告知もまだだというのに、「オントローロ 2016」の図案がなぜか先にここで公開されるという本末転倒ぶりはこの際つるっとご放念くださいませ。


とりわけ支持率が高いのはこの4点↓

しかしTRINCHって何だっけ?と眉間にしわをお寄せになるのもムリはありません。小林大吾は周囲に人が見当たらないというたいへん切実な理由からグラフィックまで手がけざるを得なくなった詩人ですが、このグラフィックの側面のみをまるごと切り抜いて独立させたのがつまり、TRINCHです。基本的にはKBDGのことなどご存じなくとも楽しめるように配慮しつつ、アルバムをお持ちの方ならそのスピンオフとしてより一層お楽しみいただけます。せっかくなのでとりあえずズッキュン(商品画像の右上にあるハートマーク)だけでも100回くらい押しておいてください。

※前回セール時のテキストをまるっとサンプリングしています


2016年7月16日土曜日

【今週の目標】生卵は投げてぶつけずに焼いて食べよう


連休だし夜はおうちでのんびりアナウンスでもしようと、袋に詰めたできたてアツアツのオントローロを小脇に抱えていそいそ持ち帰っていたところ、路上で何者かに袋ごと引ったくられてしまったのです。

引ったくられたオントローロはまた新しいのを用意すればいいとして、もたもたすればそれだけみなさまの予定も埋まってしまいます。かろうじて奪われずにすんだむきだしの日程だけでもお渡しすべきかどうか、床をごろごろ転げ回りながら煩悶したあげく、こうしてめそめそキーを叩いている次第です。まったく不甲斐ないことで、面目ありません。


「07」8月21日(日)、「08」9月4日(日)になります。2回もやる需要の有無はさておき、どちらもまったく同じ内容です。どうか予定を空けてもらえますように……!

また、今回から予約方法が変わります。前回もご参加くださったみなさまには「なんだとこのやろう」と生卵を投げつけられるかもしれませんが、その卵はひとつ目玉焼きにでもして、舌と腹をおいしく満たすことに使ってあげてください。

蝶ネクタイをキュッとしめた正装でのご挨拶&アナウンスは近日中に必ずいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ……!

2016年7月12日火曜日

忘れたころにやってくる天災的お知らせをひとつ

<前回までのあらすじ>

えー、これといってとくにお知らせもないのですが、オントローロがふたたびやってきます。

何しろ最後の開催からかれこれ数百年は経過している気がするし、忘れたころにやってくるという意味ではまさしく天災みたいなものなのであまり大きな声で言うのも憚られますけれども、オントローロというのはただいるだけで豊かな気持ちになれる古書店Flying Booksのすてきな雰囲気を最大の売りにした、手のひらにすっぽりおさまるサイズの零細イベントです。

正確な日取りや予約の方法その他もろもろはまたあらためて来週あたりにお知らせするとして、今のところ8月の下旬と、9月の初旬に予定されています。

<ボスとの最新のやりとり>

多くの人に知られているわけでなし、以前もやっていたことなどこの際ぜんぶ忘れてまた一から始めようとおもいます。

とりあえず、「水茎と徒花/black and white」を生で披露する最初の機会になりそうです。



見逃し厳禁の続報を刮目して待て!

あれ……?あっ、そんなこと言わずにどうかお待ちになって……!

2016年7月5日火曜日

ムール貝博士のパンドラ的質問箱 その252


オントローロのことを考えております。可能であれば……来月あたりに……


アポロ11個さんからの質問です。(ペンネームはムール貝博士がなんとなくつけています)人類史上初めて月面に転がったチョコレートとその数のことですね。


Q: 前から気になってたんですけど、おじさんのくしゃみはどうして大音量なんですか?


たしかにこれも不可解に見える現象のひとつです。地球上には赤ん坊からお年寄りまで、よりどりみどりの年齢層が生息しているというのに、なぜおじさんのくしゃみばかりが大音量なのか?「よりどりみどり」の使いかたがおかしい気もしますが、まあそっとしておきましょう。

ひと昔前は僕にとっても単なるやかましいくしゃみにすぎませんでしたが、どこから見ても一分の隙なくおっさんになってしまった今、それは以前とちがって聞こえます。ちょうど、音の羅列にしか聞こえなかった外国語がある日突然すとんと理解できるようになるかんじです。音数のわりに情報量が多いのでどうしても要約になってしまいますが、翻訳できそうな例を挙げるとこうなります。

「エックシ!」(訳:おれの人生はこんなもんじゃなかったはずだ!)

「ヒッキシュイ!」(訳:ちがう、これでいいんだ!バカを言うな!)

「ヌイイッキシッ!」(訳:おれは今だって全力で走ってる!)

「フィッ……フェ……」(訳:なあ……)

「ブィエッキシャイ!」(訳:この道でまちがってないよな?)

「イイイイッキシュ!」(訳:たのむから誰か返事をしてくれ!)

おわかりかとおもいますが、これはブルースです。世のおっさんはすべからく、この手の悲哀を胸に秘めています。それは決して平坦ではない茨の道をかき分けながら泥まみれで進む魂の、言葉にならない咆哮であり、雄叫びであり、また鼓舞でもあると言えましょう。現実を噛みしめ、みずからを奮い立たせるためには、それに見合った音量が必要なのです。


A: 高度に圧縮された魂の叫びだからです。




質問はいまも24時間無責任に受け付けています。

dr.moule*gmail.com(*の部分を@に替えてね)



その253につづく!